あなたのボイレに「瞳」はあるか? 僕のインストの着眼点

 あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ! できてんだよ。すでにBf109 G-6がよ。

▲ランナーが3枚しかないんだぜ。しかもうち2枚は小さなランナー。実質1枚じゃないか

 キットレビューしようと思って組んでたらあまりに気持ちよくて全部組んじまったんだよ。ライターとして取り返しのつかない途中写真撮影し忘れ問題。時を止めるスタープラチナ、ザ・ワールドもどうしようもない(あいつら器用なんでもう一回きれいにバラバラにできるかもしれないけど。俺には無理)……

▲タミヤ 1/72スケール ウォーバードコレクション メッサーシュミット Bf109 G-6。2019年4月に発売された現代フォーマットのG-6だ

 ジョジョネタはこれぐらいにして、タミヤが発売している1/72スケールの飛行機模型「ウォーバードコレクション」。このシリーズはイタリアの模型メーカーのイタレリ製のキットの物と、タミヤ製のキットの物で構成され、イタレリ製の物にはイタレリですよと箱に書いてあります。今回ご紹介するのはタミヤ製でシリーズの中でも新キットになる「メッサーシュミット Bf109 G-6」であります。ドイツ軍、いや人類が生み出してきた戦闘機の中でも超傑作機のひとつで、飛行機模型を知っていくと一度は作ってみたくなるモチーフです。

▲機首側面の「ボイレ」と呼ばれるふくらみに「瞳」が! 実際にあったものがこんなおしゃれなマーキングしてるんです。センスの良い模型を触ったり、知ったりすると、そりゃその人のセンスがあがるってもんです
▲Bf109は様々なタイプが存在します。その中のBf109 G-6というのはシリーズ最多の13000機以上が量産された代表的なものです。ていねいに解説された冊子も付きますので、かっこいい!と思ったら買っちゃってしまって大丈夫ですよ! 

 ちょっと今回は僕が飛行機模型を作る時に、説明書の何を作る前にチェックしているのかというのをご紹介します(途中写真わすれちゃって~)。特にこのキットは非常に優秀な構成で(特に主脚が最高)、道に迷わず形になります。そうやって自然と経験値を積んでいけるキットがタミヤには多いですよね。

▲コクピットの取り付け方! 飛行機模型は本体でコクピットを挟み込むか、それともBf109 G-6のように本体の下から入れられるのかを僕は良く見ます。前者であればコクピットをまず塗って。後者であれば、本体を組んでみたりしてある程度形にしてみたりします
▲水平尾翼はその名の通り水平にしたいですよね…。このキットのすごいのは、水平尾翼の両翼が1パーツになっていて、それを垂直尾翼で抑え込むようにして取り付けることで、ガタつかずに水平尾翼の水平を出せるところです
▲そしてよくチェックするのは合わせ目です。消すものなのか?ディテールなのか? これまでの説明書は「読み取れ! 感じろ!」というニュータイプの稲妻みたいなのが多かったのですが、最近は実機ではこうですよと優しい一文が入っていたりします。ありがたや
▲絶対にチェックするのはパーツ番号や塗料番号とは違う「数字」が出現した時。その多くはパーツの取り付け順です。これを見忘れてけっこう痛い目を見たりしたので、しっかりチェックするようにしています
▲このキットの一番素晴らしい点は、主脚の位置が誰でもバシッと決められることです。飛行機の脚って接着が難しいものが多いです。上にかぶせるパーツで隠れる部分に取付用の軸が設けられ、これでがっちりと固定されます。最高です
▲キャノピーは開閉選択式。コクピットも1/72スケールとは思えないほど精密です。パーツ精度がばちピタなので、接着しなくてもパーツがきれいに乗るので、気分で差し替えて良いと思います

  おそらくこのキットは、最も作りやすくそして美しい1/72スケールのBf-109 G-6であると思います。スタイル、パーツ精度も言うことなし。そして説明書もすごく丁寧に作られています。丁寧すぎて読むところが多いくらいです。じっくり読んでみると、あなただけの製作イメージが沸いてくると思います。あなたの描いたイメージがうまくいって形になった時、絶対にその行為は楽しい!と思えるはずです。タミヤの1/72 メッサーシュミット Bf109 G-6。今週のあなたの模型スケジュールに入れてみてはいかがでしょうか?

■タミヤ 1/72スケール ウォーバードコレクションNo.90 メッサ―シュミット Bf109 G-6

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フミテシ
@neofumiteshi

1983年生まれ。月刊ホビージャパンで12年間雑誌編集&広告営業として勤務。ホビージャパンで様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。「ホビージャパンnext」、「ホビージャパンエクストラ」、「ミリタリーモデリングマニュアル」、「製作の教科書シリーズ」などを企画・編集。