「みんなが知ってるあのクルマ」のプラモ、OPEN THE BOX!!

 カーモデルのボディです。だけど、なんだか車種を思い出せそうで思い出せない、この形状。ツヤをたたえた黒いボディは、塗らなくてもイイ感じに仕上がりそうなオーラを放っています。キレイに均一にツヤのある黒を塗装するのは、あんがい難しい。これが白やグレーだったら組んだだけでは実物の雰囲気は出なかったと思うので、メーカーに感謝ですね。

 内装は茶色、シートは黒と茶色の2色になっていて、リアコンビネーションランプはクリアーレッドで成形されていて、ウインカーやバックライトをはめ込む穴が開いています。メッキパーツやデカールも賑やかで、なんだかいますぐにでも組みたくなってくる佇まい。車高は高低2種類から選んで組み立てることができるようです。

 デカールを見ればもうおわかりですね。’17年のデビュー当時は「おお」と珍しく思ったものですが、いまでは都内のタクシーのなかでも大きな存在感を放つようになった、JPN TAXIのプラモです。今回はチェッカーキャブ仕様の特別版。ハロウィンのラッピング用デカールもおまけでくっついたキットです。タクシーならではのいろいろな表示やステッカーがたくさん用意されていて、眺めているだけでも楽しい!

 カーモデルの鬼門でもある窓のフチの黒塗装も、カット済みのマスキングシールが入っているので初めての人も怖がらずにチャレンジできます。半ツヤの黒のスプレーさえあれば、「おお、JPNタクシーだ!」という仕上がりになりますね。デカールを貼るのはちょっとスキルを必要としますが、いくつかのキットで練習すればコツが掴めるはずです。肝心なのは、諦めないこと。失敗を恐れないこと。ひとつふたつミスをしても、それを外から指摘されることはないと信じましょう。だってこれはあなたのプラモなのですから。

 タクシーのプラモを象徴する「行灯」のパーツはクリアーで用意されています。これを前後貼り合わせ、屋根に乗せる興奮!JPNタクシーは自家用車としても購入できるクルマなのですが、これがくっつくと誰がどう見てもタクシーになりますね。自分だったらどんなタクシーを運転するか考えて、オリジナルな仕様にするのもワクワクします(筆者は黄色く塗ってクレイジーな感じにするのも楽しそうだな、と思うSEGAっ子です)。

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 こんなにナイスなタクシーのプラモがあると、ドライバーや大荷物の乗客なんかも欲しくなってきます。あなたはこのタクシーを使って、どんな景色を作りますか? すごく組みやすそうな印象で溢れた、誰でも知っている車種のプラモが店頭に並んでいるのはGOODの一言。みなさんも、ぜひ。

■アオシマ 1/24 トヨタ NTP10 JPNタクシー ’17 チェッカーキャブ仕様 3,800円(税別)

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からぱた
@kalapattar

模型誌の編集者やメーカーの企画マンを本業としてきた1982年生まれ。 巨大な写真のブログ『超音速備忘録』http://wivern.exblog.jp の中の人。

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