超ハイテンションなミニ四駆、「ジプニー」をキミはもう組んだか!?

 馬ですよ馬。馬が3頭。ミニ四駆買ったら馬が3頭付いてきた。馬自体が四駆みたいなもんですから、この時点で12駆。3馬力ゲットです。何を言ってるのかよくわからないと思いますが、ミニ四駆に馬のパーツが付いてたらテンション高いでしょ。全体像を見せろという感じなので、まずは箱を見せますね。なにこれ。すげえ。

▲極彩色の乗り合いバスがミニ四駆になってるんですよ。

タミヤ ミニ四駆特別企画商品 ジプニー FM-Aシャーシ 95551

 フィリピンで市民の足として親しまれている乗り合いバス、「ジプニー」をミニ四駆で再現。つやありレッドのABS樹脂製ボディは、愛きょういっぱいのボンネットバススタイルはもちろん、レトロなデザインのフロントマスクや車体後部の乗降口も特徴をとらえてモデル化しました。また、ひさしのついたルーフ部分とボンネット上の馬の人形は別パーツとして立体感たっぷり。塗り分けがきれいに仕上がるのもうれしいポイントです。(タミヤオフィシャルサイトより)

 ミニ四駆で「馬を塗り分けたい」という欲望にフォーカスした製品がいままであっただろうか(ないよ)。そもそもレース向きとは全く思えないこのごっついボディにギンギラギンのステッカー。タミヤの工場がフィリピンのセブ島にあるんで、「地元の人たちに喜びをおすそ分け」みたいな狙いもあるのかもしれません。 

▲ステッカーが暑苦しい。まるで湿ったモンスーン気候のど真ん中でスコールに打たれているような気持ちになります。
▲でかい図体なのでどこにでもモーター入れられただろうに、FM-Aシャーシ(モーターがフロントに来る)をチョイスしたセンスよ……。

 さて、この模型のハイライトである馬の塗り分け。あまりにハイテンションなホイルシールのギンギラギンに負けないように、光り輝く馬にしたい。そういうときに頼れるのがガイアノーツの超絶シルバー塗料、プレミアムミラークロームです。

▲エアブラシでさっとひと吹き、ターミネーター2かというくらい馬が光ります。
▲赤い成型色の屋根も銀色にしておこう。箱絵がここまで映り込むぜ……どうなってんだこの塗料……。

 シール貼りの作業もハイテンション。結構な量があるのですが、ボディの複雑な段差にビッタリ合うので迷うところはなし。とにかくバシバシ貼っていくと、みるみるうちにジョリビーのパスタのような真っ赤なボディが日光東照宮もかくやという派手さになっていきます。

▲ドゴーン!!!これがジプニーじゃ!プラズマダッシュモーターでサーキットを爆走することもできる。
▲輝く馬がフィリピンの街を駆け抜けるぜ……。

 ということで、最近はスマホアプリ「ミニ四駆超速グランプリ」にプライベートの時間をごっそり持っていかれている私ですが、ホットショットJr.の塗り分けがヤバいということに気づいたので逃避のために買ったジプニーが予想外におもしろすぎたことをお伝えします。みなさんもミニ四駆を息抜きに作ると「クルマの模型が秒速で完成するっていいな……」という気持ちになりますのでレースしなくてもミニ四駆買って達成感だけをゲットするというホビーもまたよろしいのではないでしょうか、と思った次第です。ぜひ。

■タミヤ Item No:95551ミニ四駆特別企画 ジプニー (FM-Aシャーシ) 税込2310円

※本記事はブログ「超音速備忘録」からの抄録です。

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からぱた
@kalapattar

模型誌の編集者やメーカーの企画マンを本業としてきた1982年生まれ。 巨大な写真のブログ『超音速備忘録』http://wivern.exblog.jp の中の人。