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【レビュー】アツいプラモで最後の残暑を吹き飛ばせ!/タミヤ 1:35 チャーチル・クロコダイル

 朝晩は涼しくなってきましたが日中は暑い日が続きます。年々過ごしやすい気候が短くなるなぁなんて思うこの頃ですが、今回はそんな最後の残暑を吹き飛ばすアツいプラモデルを組んでいきます。

 このキット、火を吹く戦車がモチーフです。もう熱い。そう聞くとトンデモ兵器かと思ってしまいますが、実戦も経験し、敵にはかなり恐れられたと言います。そのあたりの経緯などは、組立説明書に書かれた濃密な解説を読みましょう。実車の持つ歴史の厚さを感じられます。

 歴史といえばキットの方に目を向けると、シャーシ(車体の底面)に電池を入れる表示があります。かつてはモーターで走る駆動モデルだったことが伺えます。プラモにも歴史ありですね。

 大型の戦車ですがランナーは5枚。うち1枚は牽引する燃料タンクなので、本体部分は程よい部品数でサクサクと組み上げていくことができます。パッケージからも分かるように車輪が多い車両ですが、車体と車輪との接続部分はすでに一体となって成形されているので、2パーツからなる転輪を切り出してスポスポとはめていきましょう。足周りを含めて大きめなパーツが多いので、スピード感を感じつつ組み上げれば、車体は出来上がりです。

 戦車の顔である砲塔も大きなパーツを合わせていきます。砲塔は上から見ると左右非対称な形。こういうところは、プラモデルとして組むからこそ気づけるポイント。車体とのテクスチャーの違いも感じながらあっさりと完成です。

 砲塔と車体を組み合わせるところで組立説明書は終了。クロコダイル最大の特徴である燃料タンクの組み立ては別紙にまとめられています。とはいえこっちの組み立て説明書は両面印刷の1枚だけ。本体そのままの勢いで組んでしまえる分量です。

 最後の最後で本体とタンクを合体! ボリュームたっぷりのアツい戦車が完成しました。火を吹けるし、しかも通常の戦車としても運用できる。そりゃあ恐ろしいよなぁ。驚きの機能と歴史をもったモチーフにも、適度なディテールと滑らかな組み心地、そして「こんな戦車もあるんだよ!」という発見を与えてくれるプラモデル自体にも、残暑を吹き飛ばすくらいのアツさが詰まったキットです。今年もとんでもない暑さでしたが、それももう終わり。ほんの少しだけ夏にノスタルジーを感じつつ、秋の夜長に皆様もぜひ。

ひぃのプロフィール

ひぃ

1993年生まれ 兵庫県在住の地方公務員
プラモデルのほかにボードゲームやTVゲームも大好き
さらにキャンプにも行くような多趣味な人間です
友人2人で色んな雑談をするラジオ「まかないラジオ」を
YouTubeで毎週水曜日18時から配信中!

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