
艦船模型ってスケールモデルの中ではかなり縮尺の小さなジャンルだけに、その精密さにはついつい見惚れちゃいます。私もいつかこんな精巧な艦船模型を作りたい!その「いつかは」いつくるのか? いまでしょ! そこで今回はピットロード 1/350 はやぶさ型ミサイル艇と専用エッチングパーツで「手摺りモデリング」にチャレンジしました。
まずは箱型のパーツを組み合わせて艦橋や煙突を組み上げます。細かなモールドはエッジも効いていて、ミサイル艇特有の清廉さが伝わってきます。パーツもピタっと決まり、ノンストレスだから最大戦速40ノット以上の爆速でランナーの海を駆け抜けるぞ!

船体は上甲板、船体、喫水下の3パーツをサンドイッチするだけで日本刀のようなシャープでキレ味のあるシルエットが浮かび上がります。船首のナックルラインもお見事。甲板の上に艦橋、煙突を置いたら、ひとまず進水式を催して、この後の艤装作業の安全を祈願するとしましょう。

さて、ここからが今回のハイライト。エッチングパーツによる手摺りの取り付けです。繊細で細かな手摺りパーツを前にすると、畏れ多くも私に取り扱えるのだろかと緊張のピークを迎えます。このままではピンセットを握る手も震え、作業が進みません。
そこでまずはイメージトレーニング。説明書やパッケージを参考に取り付け位置や折り曲げる箇所を念入りに確かめながら、取り付ける順序や工程をイメージしていきます。初めての作業に塗装してから接着するか、接着してから塗装するかも悩み処。イメージトレーニングの結果、今回は塗装して接着することにしました。

ドキドキの接着は瞬着を少量に、焦らずゆっくりと……。作業が進み船体全体に手摺を張り巡らせると、せっかく取り付けた手摺を折り曲げないよう、持ち手にも気を使います。呼吸を止めて1秒、わたし真剣な目をしてから取り付けていきます。ロンリネスな戦いだ……。
そして、全てのパーツを取り付けたら完成でございます!

いつかチャレンジしてみたかった手摺モデリング。小さなチャレンジですが、完成してみると大きいな存在感を放ちます!手頃なサイズとパーツ数で手摺りモデリングにトライできる、オススメしたいキットでした。