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【レビュー】動くビンテージプラモで波乗りスヌーピーの華麗なターンを見よ!/アトランティスモデルのSNOOPY IS JOE COOL

 すました顔でアニメみたいにクルクル回るスヌーピーが、ハチャメチャに可愛い。ビュンビュン振り回される耳のパーツに潮風を感じますね。撮影は霞ヶ浦湖畔ですが。こちらはモーターの入ったプラモデル、”SNOOPY IS JOE COOL”です。1973年にモノグラムから発売されたプラモの金型を使い、アトランティスモデルが復刻してくれました。海底の宝物をサルベージしたかのようなSUPER GOOD JOBです。

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 50年前のプラモデルですが、3色の多色成形、スナップ組み立て方式です。接着剤も塗料も使わずに完成させられ、現代プラモのプレイバリューと変わりません。勘合がいまひとつのところもありますが、造形はスヌーピーから小物まで抜かりなく愛らしいです。

 単純明快なモナカ割りの構造が、まさにプラモデル!という感じで大変によろしいですね。耳、鼻、パンツを仕込んで、カパッと合わせれば即スヌーピーです。まさに肩で風を切るといったポージング。筆者的には握りこぶしの造形がお気に入りです。犬ですが。目はシールで、貼り付け位置に薄くアタリの彫刻があるので迷わず貼れます。

 単3電池で動く駆動部はモーター、ギヤ、シャフト類で構成されています。モーターは特殊で、抵抗を加えると止まるストップモーター且つダブルシャフト。しかしこれが気難しく、どこかで変に抵抗がかかるとスヌーピーがうまく動かずに止まってしまいます。

 各所にグリスアップ、ギヤの当たり調整、ブラシの調子が悪いのでエンドベル交換などなど……動かない原因を一個一個潰していく作業が必要でした。ただそれを経て、古いモーターライズキットがしっかり動いた!という感動は半端じゃなく大きかったです。

 波の造形がまた素晴らしいんですね。漫画的というか絵画的というか非常によく描き込まれた造形で、スヌーピーのつるっとした造形を引き立てる感じがあります。それに加えて、深い青も、ぬらっとしたテカリも、プラスチックそのものの良さに溢れていて、それが存在感のある波として完成しています。

 オールドスクール感漂うオブジェとしても、キャラクタープラモとしても、完璧な佇まいです。右のシャフトをクルっと回してやれば、スヌーピーがすまし顔で見事なサーフィンを披露してくれます。ギヤがギャリギャリうるさいのはご愛敬。まるで小さなアニメーションを組み立て、それを手にするという夏のひとときを、皆さんも是非。

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ハイパーアジアのプロフィール

ハイパーアジア

1988年生まれ。茨城県在住の会社員。典型的な出戻りモデラー。おたくなパロディと麻雀と70’sソウルが大好き。

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