
週末の模型ライフが楽しくなっちゃうプラモを、フミテシの独断と偏見でお届けする「花金プラモ」。今週は、箱を開けてから30分ほど美しい空想生物がお家にやってくるプラモ「モデルスクワッド IMAGINARY DEVICE #01 GOLD FISH 緋 -AKE-」をご紹介します。花金と金魚! まさに最高の組み合わせですね。

この商品は、さまざまな空想生物を生み出し・発表している造形作家・松岡ミチヒロ氏の代表作「GOLD FISH」を、愛知県名古屋市のメーカー・モデルスクワッドがプラモ化したもの。モデルスクワッドの初のプラモデルとなります。キットは今回ご紹介する「緋 -AKE-」の他に、「紺 -KON-」も展開されています。

まずびっくりするのが「箱」の豪華さ。厚さと高級感あるプリントで、手に取った時の満足感が半端ないです。

本キット最大の特徴は「パーツの美しさ」。箱を開けると、グロス成型されたGOLD FISHの頭部パーツがまず目に飛び込んできます。これだけ美しい赤色と光沢を成型で表現しているのが本当に素晴らしく、モデルスクワッドのこだわりを感じるパーツです。文字も印刷済みなのが嬉しいですね。

さらに尾ビレや胸ビレのクリアーパーツも見どころです。成型時の厚みを変えることで透け感がコントロールされ、光を受けると自然な陰影が浮かび上がります。その繊細な透明感が、GOLD FISHにまるで本物の金魚のような生命感を宿らせています。

キュートな口。ぷっくりとした丸みが綺麗に成型で表現されています。キットはニッパーを使わなくても、手でパーツを取り外して組み立てることができるタッチゲート方式を採用。

台座に貼れるステッカーと、オリジナルカラーに塗装したい人に向けた「水転写デカール」もセットされます。

説明書のほかに、松岡ミチヒロ氏が生み出す「IMAGINARY DEVICE」の世界を解説した冊子も付属。GOLD FISHを入り口に、「IMAGINARY DEVICE」とはどんな世界なのか、その魅力をより深く知ることができます。

ちょっと不思議で、ちょっとかわいい空想生物を、美しい成型で見事に立体化した本キット。組み立ては軽快で、週末の模型時間を気持ちよく満たしてくれる「花金プラモ」です。完成したら、窓際にそっと飾ってみましょう。差し込む光を受けて尾ビレや胸ビレが透け、時間や天気によって表情を変えるGOLD FISHは、まるでそこに命が宿っているかのよう。作る楽しさと、眺める楽しさの両方を味わえる一作です。