

2025年3月22日に発売となったボークスの『ファイブスター物語』プラキットシリーズ最新作である「IMS 1/100 サイレンF型」。今回は発売したばかりの本キットの組み立てレビューをお届けします。ぜひ前回のパーツレビューと一緒に読んで、まだゲットしていない人は今すぐ注文してください!


本キット、成型色は主に赤とグレーの2色。赤の色味が美しく、ライトグレーのフレーム部分の軽快さも相まって、非常にスマートな印象を与えてくれます。組み上げるだけで、十分サイレンF型のかっこよさを楽しめますよ。

完全新金型でキットとして発売されたこともあり、これまで発売されてきたキットとは、腰回りや装甲インナーの表現方法の違いも楽しめて、組み立てがとても楽しいです。また、各パーツの合いの精度やシンプルなパーツ分割によって組み上がるのも圧倒的に早いです。サイレンF型も1日3時間ほど作業して2日で全て組み上がりました。


各面にディテールを表現することだけでなく、1パーツを細分化することなく分割しているので、ひとつパーツをつけるといきなりカタチが見えてきます。そのことにより作るテンションもどんどん上がってくるので、次々とパーツを貼り合わせたくなるのです。一部のランナーはとってもリッチにスライド金型を使用して、ほぼ1パーツ成型で装甲をまるっとパーツ化していたりもします。

「IMS 1/100 ザ・ナイト・オブ・ゴールド =デルタ・ベルン 3007=」で採用されているネジ締め型の強化関節「ABSOMEC」が採用されています。これはシンプルに説明すると、ゴム製の軟質パーツである「Oリング」を関節パーツに挟み込み、それをビスでギュッと閉めて関節の保持力を上げる機構。Oリングが関節を受け止めて滑らず保持します。

股関節の他に、肩関節にもABSOMECが搭載されるので、大きな肩アーマーを装着しても、腕が降りてくるということはありません。ABSOMECがあれば、大きなベイル(盾)や大型の武器があってもへっちゃらなのです。

またネジ部分はしっかりとカバーパーツで隠れるようになっています。カバーを好きな時に外してビスを締め直すことも可能です。


ヒザが引き出し式になっているので、ぐいっと曲げることができます。動かさなくっても、これらのしっかりした関節機構が練り込まれていることで、立ちポーズがより良くなります。

切って、貼って……説明書をよく読みながら(手首のポリキャップとかサイズが近いポリパーツがあるのでお間違えないように……)、着実に組んでいけばサイレンF型は思ったより簡単に組むことができるでしょう。IMSは新しくなるたびに組みやすくなりますが、これはまた一段と組みやすいな! とシンプルに感激。新しいキットであればあるほど作りやすい……というのは簡単なのですが、その裏にはメーカーの次はもっとこうすれば組みやすくなるだろう、こうすればよく動くようになるだろう、という不断の努力があってこそ。前回の技術をうまく昇華して、サイレンF型はさらに進化しました。最初のプラモデルにファイブスター物語プラモデルにこのサイレンF型を選べば、あなたもきっと楽しく作れるはず。ぜひ本キットで、ボークスの「IMSシリーズ」に飛び込んでください。
