
ヘリコプターのように垂直に離着陸したいし、飛行機のように長い距離を素早く飛びたい。この一見すると無茶に思える願いを実現した機体がオスプレイです。このプラモを買うまで知らなかったんですが、離着陸時にはローターが地面に対して水平に、そして飛行時には垂直にと、ローター部分がグルグル動いて変形するわけですね。この「変形機構」を、ぜひとも模型で体感したい。
箱を開けると巨大な胴体部分が出てきます。このプラモのいちばんいいところは、あっという間に巨大な機体が机上に現れるところです。最初の数ステップを踏むだけで、巨大な胴体部分が現れます。

キャノピーさえ取り付けなければ、組み立て後でもコックピットに色を塗ることができますから、買ってきた勢いのままどんどん組み立ててオッケー。機体内部もグレーで塗る指示がありますが、そもそものプラの色がグレーですし、陰になってほとんど見えないので大丈夫。細かいことは気にせずどんどん組み立てられます。

機体に挟み込むパーツには小さな消火器も彫刻されています。組み立てるとほとんど見えなくなるところですが、普段の日常で目にする物があると、この巨大な輸送機の大きさがよりリアルに伝わってきます。

とにかく大きなこの機体は、翼部分もシンプルなパーツ構成ですぐに組み上がります。一方で各パーツには精密なディティールもしっかり彫刻されており、この機体最大の特徴である90度動くエンジンナセルなどは組み立てる前からテンションを上げてくれます。一部に細かいパーツを貼り付ける箇所もありますが、ピンセットと速乾接着剤があればスイスイ組み立てられます。

いち早くそのカタチを見たかったので、座席などのコックピット周辺の組み立ては塗りたくなった時におあずけしてフィニッシュ。とにかく派手で大きい機体です。

ポリキャップが仕込まれているのでエンジンナセルをグリグリ動かせます。外に持っていくとローターが風を受けて回りだして楽しいのでオススメ。デカくて動くハセガワのオスプレイ、間違いなくおすすめできるキットです。