
ロービジ……つまりグレーのトムキャットを筆塗りしたい。飛行機模型は組んだり塗ったりの工程が入り組んで「塗る→組む→塗る→組む」となりがちだが、トムキャットのカタチはさっさと見たいし全体のバランスを一気に整えていくのにも「部分ごとに塗る」というのは微妙な結果になりそう。筆塗りの先輩たちよ、ジェット機のプラモデルはどこまで組んでも筆で塗れるもんなんでしょうか。

で、その正解は……「ほぼ全部」でした。ホビージャパンウェブにそっくりそのままの記事があります。筆塗りが超絶うまいアーティスト、大森紀詩アニキの作例がどう塗られているのかを観察すると、全体を組み上げて真っ黒に塗ってから、筆でグレーを重ねて汚れも一緒に描いちゃったりして、「組む/色を塗る/汚す」の工程を一体に捉えていることがわかります。いやー、気が楽になったぜ。
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ちなみに記事の写真をよーく見ると、ミサイルの類は白を塗ったりデカールを貼ったりするこまかな作業が必要なので本体とは別に塗装しています。反面、胴体下にぶらさげる燃料タンク機体と同じグレーなのでは本体に接着した状態で塗装。全体を黒く塗っておけば「筆が入らないところは影」という見え方になるし、非常に合理的です。これも自分で同じようにやって、なるほどそういうことか!と体感できました。

ちなみに大森パイセンが「全体を組んでから筆で塗ったトムキャット」は麻布台ヒルズの集英社マンガアートヘリテージ トーキョーギャラリーで開催中の大暮維人×大森記詩「SCALE GIRLS / SCALE ARMS」にて実物を見られます(金網越しなんだけど、これがまたかっこいい!)。記事を読んでなんとなく「そうすれば塗れるんだな」ということがわかっても、やっぱり実物を見て自分も同じ方法にチャレンジして、なるほどそういうことか!というのがよくわかります。みなさんもぜひ、「読んで、見て、実践して、楽しい!」を味わって下さい。