
箱や袋を開けた瞬間の商品の佇まい……パーツを見ただけで思わず「出来てる!」と叫んでしまうプラモデルがあることをnippper読者の皆さんはきっとご存知かと思います。今回レビューするのはそんな「出来てる」プラモのキングかもしれない、「プリプラ フィギュアの遊び エレキギター」Vol.1とVol.2です。

Vol.1はレスポールタイプのギター。スケールは1/12です。パーツは塗装済みで、組み立ては簡単。接着剤も使いません。美しい杢などはデジタルプリントによるもので、この塗装がプリプラシリーズの大きな特徴となっています。

ボディトップやピックアップ(弦振動を拾うマイク)等が2種類ずつ収録されており、それぞれどちらか好きな方を選んで組み立てられるというギタリストのこだわり再現方式になっています(選択式はVol.1のみ)。ボディ裏やヘッドのロゴもしっかり塗装済み。これ、もう出来てますよね?

そしてこちらがVol.2、ストラトタイプのギターです。「くたびれたザクって良いよね」みたいな価値観はギターの世界にもあり、わざわざ新品をビンテージギターのようにするレリック加工というのがあるのですが、ご覧の通りこのプラモはそのレリック加工を再現した塗装がとにかく物凄いんです。塗装の剥げ具合やそこに見える木目までしっかり塗装されていて、はっきり言って自分で塗るより何倍も出来てます。

ストラトならではの小ネタもバッチリ。ストラップピンの組み替えで簡単にレフティ仕様が可能です。ジミヘンに持たせたい人、改造いりません。出来てますから。

1/12のサイズ感はこちら。モデルとしてフレームアームズ・ガール イノセンティアとFigure-rise Standard トウカイテイオーに、キット付属のストラップで持たせてみました。完璧です。
プラモを始める前の趣味はギターを弾くことでした。そのせいかギターのミニチュアを見る時はどうしてもギター警察のようになってしまってなかなか納得いくものに出会えずにいたのですが、プリプラ エレキギターはギターという立体物の再現度も非常に高くて大満足でした。フィギュアの小物としてはもちろん、ギター好きの方にもピッタリのプラモです。ぜひ手にとって「出来てる!」と叫んでいただければと思います。それではまた。