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【レビュー】何もかもみな懐かしく、こんな嬉しいことはないバイク模型の巻/ハセガワ 1:12 XLR 250

 「ああっ、オマエは!」
 バイクコーナーで旧友に再会しました。ハセガワ 1/12 HONDA XLR250Rです(買ったのはモタードカスタム)。昔、弟が乗っていたものをお下がりで手に入れ、しばらく自分も乗っていたのです。愛車がプラモ化されてる人をうらやましく思ってましたが、ようやくその時が来た!架空の物や日頃お目にかかれない物を手軽に立体として楽しめるプラモですが「手触りまで覚えてる物のキット」というのが新鮮。こういう感じか~。

 さすが新作、シャープなモールドにうっとり。いざ作り出すと細かいパーツが多くて、仕事でもここまで緊張しないぞ。でも「老眼鏡または拡大鏡」「精密ピンセット」「きれいな作業スペース」(パーツを落としたら探すのが大変)があれば大丈夫。組み立てはじめから各パーツが「ああ、こうだった」と実に懐かしい。

 さてバイクプラモで一番難儀なのがタイヤのスポーク、これがどうしても太いんです。縮尺通りなら0.3ミリくらいになるはずだが、そんな細さでは金型に樹脂が流れないのでしょう(知らんけど)。ツワモノは金属線でスポークを張りなおすのだが、人生三台目のバイク模型なのでここは見送ってツヤ消しの黒鉄色を塗って目立ちにくくする作戦(実車も汚れでわりと黒いイメージ)。白い服と黒い服なら黒の方がやせて見える、という理屈もあるし、けっこう目立たなくなったのでは?

今は無き愛車再現、カラーリングが違うのはいいけどシートやタンクの文字が違う!デジタルでデカール再現、というのが遠すぎるのでアナログでなんとかします。デカールを貼り、上塗りラッカー系の防護のつもりでアクリジョンのクリアー塗布後、シートは「250R」をガイドに「XLR」に上書き、タンクの「ホンダウイングとロゴ」は白く上塗り、「250R」は説明書の文字を縮小コピーしたものを見ながら手書きしました。

 最後にやると壊しそうなので汚しも組み立てながら済ませておきます。型式が違うのか二人乗用足置の位置を移動、ブレーキランプは透明プラ板、荷台はプラ板、のばしランナー、虫ピンで新造しました。

 うまく塗装できなかった所は汚しでごまかすという「オフロード車でよかったね仕上げ」でなんとか完成しました。ナンバープレートもうろ覚え再現。いろんな角度でながめつつ、「うわあ~、こんな感じだった!」とニヤニヤしています。いつもと違う制作感覚、ハセガワさん、ありがとう!皆さんも愛車が模型化されてたら絶対買いましょう、貴重な体験ができますよ!

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馬渕洋のプロフィール

馬渕 洋

52歳。年長フリーター、彫刻家、特殊工作人、BQ artist、邪道書家、から好きなものをお選び下さい。

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