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花金だ!仕事帰りに買うプラモ。顔がいい奴しかおらん戦車模型「タミヤ アメリカ戦車 M4A3E8 シャーマン イージーエイト(朝鮮戦争)」

 週末の模型ライフが楽しくなっちゃうプラモを、フミテシの独断と偏見でお届けする「花金プラモ」。今週は、圧倒的存在感を放つ「顔のプラモデル」、タミヤ「アメリカ戦車 M4A3E8 シャーマン イージーエイト(朝鮮戦争)」(以下イージーエイト)をご紹介します! このプラモ、パッケージに描かれた顔だけじゃない、「真の顔」も最高なのです!! 早速行ってみましょう。

 イージーエイトは、第二次世界大戦末期に登場したアメリカ戦車で、第二次世界大戦が終結したのちに勃発した朝鮮戦争でも運用されます。本キットはその時の姿をキット化したもので、パッケージイラストにも見られる、「悪魔」の顔と赤く塗られた前面装甲が特徴的です。そして、キットには戦車のほかにソビエトが開発した4輪駆動車「フィールドカー GAZ67B」もセットされます。戦車と車が一度に楽しめるプラモデルなのです。

 悪魔の顔をデカールで再現可能。あまりにもインパクト大なので、他のパーツよりも存在感があり、プラスチックから主役の座を奪っている印象もあります。しかし……このキットにはもう一つ、最高の顔パーツがあるのです。組んだ人が体感できる真の顔が……。

 それがこちら! 砲塔防楯に装備されている「キャンバスカバー」です。タミヤの布表現の極みを体感できる、最高のパーツと言えるでしょう。タミヤからはヨーロッパ戦線のイージーエイトが先に発売され、この朝鮮戦争仕様はバリエーションキットとして後発となりました。その後発キットの最大の見せ場とも言えるのが、このキャンバスカバーなのです。ヨーロッパ戦線のキットには入っていない、凄みあるパーツです。

 つるんとした防楯周りに、立体的なシワが表現されたパーツを貼っていく快感。しかもパーツ同士がピタ〜っと合い、まさにひとつの布と化すのです。他の硬質な雰囲気のパーツとは一線を画す柔軟さが表現されており、今にも砲の動きに追従してカバーが動きそうな雰囲気を味合わせてくれます(キットは、カバーを貼ると防楯が固定されるので、砲の上下可動はしません)。

 戦車の顔とも言える砲塔が、防楯に装着されたキャンバスカバーによって凛々しくなりました。まさに全方位イケメン。塗装やデカールを施せば迫力ある「悪魔の顔」は現れますが、こっちのキャンバスカバーは組むだけで、そのかっこよさを体現してくれます。まさに僕にとってはこちらが真の顔なのです。

 そして精悍なアニキを乗せれば、砲塔周辺はイケメンパラダイス。顔がいい奴しかおらんのが、まさにこのタミヤ「アメリカ戦車 M4A3E8 シャーマン イージーエイト(朝鮮戦争)」のプラモデルなのです。戦車模型のかっこよさを満喫できる本キットで、ぜひ最高の週末を過ごしてくださいね!! それでは。

フミテシのプロフィール

フミテシ/nippper.com 副編集長

1983年生まれ。模型雑誌編集や営業を経て、様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。プラモと日常を結びつけるアプローチで模型のある生活を提案する。

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