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【工具レビュー】年始の名残りで転がっていた「書き初め鉛筆」は、プラモデルをカッコよくするための工具でした。

 年も明け、新学期も始まったご家庭に「書き初め鉛筆」が転がっているあなたは幸せ者です。なぜならそれは、「プラモデルをカッコよくするために生まれてきた鉛筆」だから。

 書き初め鉛筆は主に小学校1年生〜2年生で使用されます。我が家もこの冬休みの書き初めの主題で使用しました。書き初めというと毛筆というイメージがありますが、このように鉛筆書きもあるんですね〜〜(昔すぎて覚えてませんでした)。

 この鉛筆は「6B」。筆圧の弱い子供でも力を入れずにししっかり書けるため、低学年や運筆練習用として需要が高いものです。そしてさらに黒鉛が割合が多いというのがポイント。それによって、この鉛筆でプラモのパーツを擦るだけで「鈍くかっこいい金属表現」が施せてしまうのです!

 スコープドッグを例に。頭部のバイザーの上げ下げで擦れそうな箇所に、鉛筆を擦り付けます。するとどうでしょう! レール上のディテール部分に鈍い金属色が表現できました。まさにバイザーが擦れて塗料が剥がれ、下の金属地肌が露出したような雰囲気になります。かっこいいぜ!

 ターレットレンズの縁とかも鉛筆を擦るだけで、渋い仕上がりに。明るいシルバーの中に、鉛筆によって鈍く光る金属色が、見事に模型のアクセントになっています。

 戦車模型との相性も抜群! 鉛筆で擦るだけで重厚感ある仕上がりになりますよ!

 履帯はもはや書き初め用紙。履帯の縁にカリカリと鉛筆を擦り付けるだけで、「まもなく金属では……俺も上手いじゃん!」という自己肯定感が爆発します。誰でもできますよ! 書き初めでいつも辛い思いをしていた僕も、戦車の履帯という書き初め用紙のおかげで、2026年のプラモ初めがうまくいきました。

 固い鉛筆ではこうはいきません。6Bのように芯が非常に柔らかく黒色が濃い「書き初め鉛筆」だからこそなせる技です。ご家庭に転がっている方は、すぐツールボックスにお迎えください。持ってない人はこの機会にぜひゲットしてください。渋く輝く金属色で、あなたの模型をカッコよくしていきましょうぜ!

フミテシのプロフィール

フミテシ/nippper.com 副編集長

1983年生まれ。模型雑誌編集や営業を経て、様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。プラモと日常を結びつけるアプローチで模型のある生活を提案する。

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