
プラモデルを塗装する時、思わず敬遠してしまう色……その代表格とも言えるのが「黄色」です。発色しづらくて下地塗装をしっかりしないと上手く塗れない……そんな固定観念を持っていました。
ところが、気軽にサッと塗れる驚きの黄色に出会ってしまったのです。教えてくれたのは、プロモデラーの奥川泰弘さん。奥川さんのお宅へ遊びに行った際、「これ、いいよ」と手渡されたのが、AKインタラクティブ「リアルカラーマーカー イエロー RAL1003」でした。カーモデルを筆塗りで仕上げる達人が使っているペン。気にならないわけないじゃないですか!


キャップを開けると、中身はマーカーというより「筆ペン」に近いしなやかな形状。さっそく、一番の難敵である「黒い成型色のパーツ」にそのまま塗ってみることにしました。 驚いたのは、その書き味です。 まさに「サラサラ書ける」という言葉がぴったり。塗料の濃度が絶妙に調整されているので、不思議と自分の筆塗りが一段上手くなったような錯覚すら覚えます。


一度塗って乾燥させ、二度塗りしただけで、黒の上でもほぼ均一に発色してくれました。


過去に作った模型の上に識別帯をサラサラっと塗ってみます。このマーカーならマスキングをしてサラサラッと塗るだけ。下地塗装なしでこの鮮やかな黄色が手に入るなんて……。このマーカーが素晴らしいのは、水性アクリルなので、リビングでも匂いが気にならない、乾燥が早いので、作業がサクサク進む、筆も塗料皿も、薄め液の準備すら一切不要! 面倒な準備をすべて飛び越えて、いきなり「塗る楽しさ」の核心に飛び込める。これこそが、このツールの最大の魅力です。塗装のハードルをグッと下げてくれるこの一本があれば、仕事終わりのリビングでの「ちょい塗り」も、もっと自由で楽しい時間になりそうですね。