プラモデルのエッジをダイレクトに描き込め!/ファーバーカステル 水彩色鉛筆。

 模型製作において誰しも苦手な工程があると思うが、私はドライブラシが苦手だ。

 ちなみにドライブラシとはエナメル塗料等を筆に含ませ、それをカサカサになるまでティッシュ等で拭き取り、それをエッジを強調させたい部分に塗料をこすりつけることでパーツの立体感を強調する技法である。

▲刻印の立体感が強調された…が、ついて欲しくないトコにも塗料がついてしまった

 ぎにぇぇぇぇ!刻印以外にも塗料がついてしまった。カサカサ感がまだ足りなかったようだ……しかし、カサカサにしすぎると今度は色がまぁ乗らない。この塩梅が上手くいくことが、なかなか無いのだが、世間のモデラー諸兄の皆様はいかがであろうか? そうですか。

▲秘密兵器の投入

 というわけで、私がドライブラシの代替として使っているのがこの水彩色鉛筆。一般的な色鉛筆より芯は柔らかめで粘り気のある描き心地なので、パーツへ描き込んだ際にいい感じに色が乗ります。ちなみに写真はセットですが大きめの画材屋さんならバラ売りもしてると思うので、好きな色を一本単位で購入もできる(ハズ)。

▲鉛筆なので塗りたいトコにピンポイントで塗れる!YES!

 コレをエッジを強調したい所に優しくこすりつけると、ドライブラシと同じような効果が得られる。また、ドライブラシのような塗料の拭き取りの過不足が発生しないので、何度やっても同じ様なニュアンスになる安定感が実に使いやすい!

▲色次第で汚しも描き込めてGood!

 ちなみに水彩色鉛筆なので、水を含ませた筆でなでてボカすことも可能。また、ミスったとしても水を含ませた綿棒やティッシュで跡形もなく拭き取れるのもナイス。逆に指でこするとすぐ剥がれてしまうので、描き終えたらクリア塗料をスプレーやエアブラシ等でコーティングしてやると定着します。

▲チョーク風の描き文字にも使えるので、戦車等のマーキングにも使えるかも

 高校くらいの時に「イラストレーターになりたい!」と買ったが、使いこなせなかったこのアイテム。20年以上の時を経て再び日の目を見ようとは……。それなりにお高い画材なので、いやー役立って良かった。

 ちなみに現在イラストレーターにはなってない訳だが、未だに絵を描くのは好きなので、現時点ではタブレットが欲しい。よしんば使いこなせなかったとしてもまた20数年後に何かに使えるだろうか……使えるんじゃないかな……どうかな。

コピルアク
コピルアク

本業はゲームとか作る人だが、趣味のプラモを職場に飾ると「君の作るゲーム内容より良くできている」だの、「別の道行ったほうがよくない?」などと周りから言われる39歳会社員。