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「ラインチゼルとユニホルダー」のタッグで実現する快適スジボリライフ!

 パネルラインの深彫りで大活躍するツールがGSIクレオスの「ラインチゼル」です。作品をよりシャキッとした印象に仕上げたいときにとても重宝します。一方でピンバイスや専用のホルダー等、何かしらの持ち手を用意する必要があります。GSIクレオスからも専用のホルダーが発売されています。

 この持ち手として多くのモデラ―に愛用されているのが三菱鉛筆ユニホルダーです。色違いで数種類が発売されていますが、今回はなぜユニホルダーが愛用されているのか、3つのポイントで紹介していきます。

 まずツールとして欠かせない「軽さ」の観点でアプローチしてみます。ユニホルダー+ラインチゼルの重さは100gちょっとです。これはちょうどデザインナイフに近い値になります。またその太さもデザインナイフとほぼ変わりません。そのためデザインナイフと同じ感覚で保持でき、長時間作業しても疲れにくいと言えます。

 次はツールとして意外に重要な「転がりにくさ」の観点です。机の上のデザインナイフがコロコロ転がって落ち、ヒヤッとした経験があるモデラ―は少なくないでしょう。ユニホルダーはもともと筆記用具であるため根元にクリップがついています。そのためコロコロ転がり続けることが無くなり、机の上から落としてラインチゼルの刃先を折ってしまうリスクも回避できます。

 最後はホルダーの数のそろえやすさです。ラインチゼルは幅や刃先の形状などで複数ラインナップされています。これをいちいち差し替えて使うのは意外と面倒です。一方で専用のホルダーを複数購入するとそれなりの出費になってしまいます。そこで1本400円程度で購入できるラインチゼルの安さが活きてきます。さらに色の種類も茶色と赤があり、加えてユーザーで識別用の色を着ければ工具箱からピックアップする際に迷うこともありません。

 GSIクレオスのラインチゼルと三菱鉛筆のユニホルダーは「軽さ太さによる持ちやすさ」「転がりにくさ」「数のそろえやすさ」の点から相性抜群です。これからスジボリツールを導入してみたい方はぜひラインチゼル+ユニホルダーの組み合わせを試して快適スジボリライフを実現してください!

SOF

1993年生まれな静岡のオートモデラー。たまに車バイク以外も作ります。モデルアートより単行本発売中!

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