

週末の模型ライフが楽しくなるプラモをご紹介する「花金プラモ」。今週は、BANDAI SPIRITSより発売された、「ウンコスルデイズ」をご紹介します! 紙粘土(100円ショップなどに売っている軽量粘土タイプ。固まると収縮してカチカチになる)とプラパーツを組み合わせて、様々なウンコを作るプラモデルです。なんで週末に最適かって? それはウンコが固まるのに1日必要だから。金曜の夜に捻り出し、土曜の夜にはカチカチのウンコができるってわけよ。脳内がキッズに戻れる「ウンコスルデイズ」で遊ぼうぜ!

あぁもう、何もかもうまくいかない。進まない仕事、手がつかないプラモデル、息抜きすら……。
「もう自分はダメだ。ウンコしかできない人間なんだ」って落ち込んだとき——そう、「ウンコスルデイズ」。週末にウンコをしましょう。

最近はAIに変なこと言わせるのが流行ってますけど、バンダイは機械に「うんこ」って刻ませてるぞ。世界はなんだってアリなんだ。うんこのプラモデルが発売される時代なんだから。

入っているプラスチックパーツは少なめ。一番デカいのが、「ウンコの型」を構成するランナーです。シンプル、しかもタッチゲート仕様(ニッパーで切り離すことなく、手でパーツを外せる)。ウンコをつくるのに道具は要らぬ。己の力のみで、ひねりだすのだ……。


ウンコ型に粘度を詰め込んだ後に、型の下部にあるつまみで余分な紙粘土を捻り出します。その表現が型に刻まれています。「シマル」「ユルム」。パーツとともにキッズハートを刺激するワードがそこかしかに成型されているのです。

説明書は、だいたいこのテンションで進行してきます。組み立て工程としては、腕や脚のプラパーツを粘土を詰める前に作っておく流れなんですが……粘土、乾燥までに1日と意外と時間があるんですよ。だからこその週末モデリング。ウンコスルデイズはまさに「待ちの週末模型」なのです。ウンコ作ってから手足を作っても全然間に合います。シンプルです。


粘土を取り出して、型へ。型の内壁に押し当てるように、指を突っ込んでギュウギュウと詰め込んでいきますよ。

「ウンコスルデイズ」の至高の儀式! 「ヒネリダス」。つまみを回すことで、型内の余分な粘土が捻り出されます。これによって誰でもキレイでプリティなウンコが作り出せるのです。

ほらね。きっと人生で一番キレイなウンコが作り出せます。ウンコの成功体験です。

愛おしい……。こちらに腕や足を差し込みます。粘土の収縮によって腕や足ががっちりと押さえられて、見事なアクションモデルになるのです。その仕組みはBANDAI SPIRITSの開発ブログに詳しく書いてあるので、ぜひ読んでね。

出来上がったのはウンコのくせにやたら絵になるサイバー戦士。最初の「ウンコスルデイズ」アイテムなので、わりと真面目に作ったけど……なんか妙にいいキャラしてるじゃねぇか。そう、自分で作ると愛着が湧く。それがプラモデル。ウンコだって、自分で作れば愛着が……いや、これは「ウンコスルデイズ」の話。

完全に硬化すると、ひび割れが。これがなんだか妙にリアル。最初はキレイな「つるんとした美人ウンコ」にしておくと、ひび割れもちょうど良い塩梅で入るのでオススメです。

そして気づいたんです。なんか、ウンコ作ったら元気出てきた。俺もお前も、ウンコをする。それでいいじゃないか。元気なウンコですよ……! 疲れてるアナタ。体に力がみなぎらないとき。さみしいとき。パーツの多い豪華なプラモ、ディテールが細かい緻密なキット、こってりしたやつに腰が重いとき……そんなときは、「ウンコスルデイズ」をしましょう。スッキリしますよ。良い週末間違いなしです!!