

アオシマの新生痛車シリーズ第3弾、「ウマ娘 プリティーダービー Ver.2 CZ4A ランサーエボリューション X ファイナルエディション `15(ミツビシ)」が発売されました。まず言いたいのは、痛車かどうか一回置いといて、マジでアオシマのエボXはめちゃくちゃに良いキットである、ということです。同シリーズのベースキットとなったZN6 TOYOTA86がむっちゃ手強く、GRB インプレッサ WRX STIもそこまで簡単じゃねえぞ……というのが率直な感想だったのですが、今回は本当に「組める!組めるぞ!」と快哉を叫びたくなりました。
アオシマのカーモデルの多くはクルマ好きの嗜好にきめ細かく寄り添うためにパーツを細分化して、ものすごくたくさんのオプションやカスタムに対応できる作りになっています。このエボXもおそらく10バリエーション位が展開されていますが、パーツ数はそこまで多くないし精度も高くて組みやすい。

超立体的な彫刻でドカンと再現されたシャシ。車高はノーマルとローダウンで選べるためサスペンションを実車通りに再現するのではなく、あくまで「見た感じリアル」になるよう思い切った省略がなされています。おかげでものすごいスピードで組み上がります。

キャビンはカーモデルの標準的な構成ですが、どこもかしこもビシバシとパーツが収まり、こまかな塗り分けをしなければあっというまにカタチになる。そうだ、ホイールのパーツは白いプラスチックだったので指定通りガンメタルで塗装しておきました。自分の好きなところだけ塗ってもいいのよ。

ボディはフェイスとリアとサイドシルが別パーツになっていますが、こちらもそれぞれ考えられた噛み合わせが用意されているのでアウトラインはビシッと合います。全部真っ白だとなんだかな〜と思ったので、リアディフューザーだけ黒く塗ろうと思ったのですが、これまた実車のデザインが功を奏してマスキングはたった3本のテープで完了。たしかにこのシンプルな塗り分けラインならわざわざパーツ分割しなくてもいいよね、と思えます。

カーモデルはボディの色を仕上げてから灯火類や窓といったパーツを最後に取り付けたほうがキレイに仕上がります。しかし設計の都合や実車の構造上そうも行かないプラモデルもよく見かけます。アオシマのエボXはボディだけを仕上げて内側から灯火類や窓を取り付けられるので、普通に作るのにも痛車として仕上げるのにもすごく都合のいい構成。晩ごはんを食べ終わってから寝るまで、2時間ほどでクルマらしい姿になりました。
キットはファイナルエディション用のパーツを選択して取り付ける指示が散見されますが、使用しないことになっているノーマル仕様のパーツをチョイスして工程数を減らすのも手です。あなたのスキルレベルに合わせて、好きなパーツの組み合わせで組み上げましょう。いままで組んだアオシマのカーモデルの中でもトップクラスに気持ちの良いアイテムでした。次回はウマ娘のラッピングでお会いしましょう。そんじゃ、また。