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『充電させてもらえませんか?』のプラモデル/アオシマのE-Vinoはバリエーション展開の全力投球だ!

 バッテリーの造形とデカールに恐れ入りましたのIPPON!アオシマのE-Vinoは「志摩リンのスクーター」で投入されたヤマハVinoよりも先に製品化が発表されていましたが、発売はこちらが後発になりました。正直ガソリンエンジンのVinoの色替えで来るのだろうと思っていたオレが甘かった。電動スクーターでとしての特徴をわざわざパーツにして表現すると思っていなかったんだもの。

 こちらがE-Vino製品化のために起こされた新規パーツたち。バッテリー、モーターはもちろん、ミラーの形も違うんですね。知らんかった。正直モーターなんて組み上がったらほぼ見えないんだし色違うだけでも出川哲朗仕様になるじゃん〜と思ってたんだけどアオシマは真摯に立体化してくれています。そしてメーター周りの色分けも組むだけで実物同様になるスナップフィット(色分け済み接着剤不要の仕様)に寄り添ってくれる楽プラ的な設計になっております。

 出川哲朗のフィギュアこそ入っておりませんが、そこは志摩リン同様「本人不在だからこそ本人を感じさせるパーツ」……つまりヘルメットでもって私達に訴えかけてきます。緑色のテカテカのパーツにスイカの黒い縞々デカールを貼らせ、シートのスイカ模様のカバーもデカールで再現。貼るのは正直そんなに簡単じゃないですけど、貼れば間違いなく充電させてもらえるかどうかのヒリヒリ感に直結。ナンバープレートも下一桁を1か2で選べる仕様になっております。

 実物の写真をよく観察するとシートはスイカ柄の布カバーをかけているようなので、つや消しスプレーでカサカサの白っぽい仕上がりにしたほうがリアルかも。反対にヘルメットはツヤありのスプレーでテッカテカに仕上げると本物感が出ます。説明書にはいくつか塗装指示がありますが、基本的にはプラスチックパーツの色だけで実物に近い仕上がりになるのでサクッと組んでディスプレイを楽しむのもアリ。

 パーツのハメ合わせがきついところも散見されるプラモデルなので、噛み合わせのピンには少量のプラモデル用接着剤を塗りましょう。キツイところもスルッと入るし、パーツがポロッと取れるところもなくなります。そして1/12スケールのバイクはfigmaをはじめとしたアクションフィギュアと組み合わせるととたんに実在感が出てよろしい。いろんなゲストが登場し、行き当たりばったりの珍道中を繰り広げるのが楽しい番組をモチーフとしたバイクモデルですから、あなたの好きなキャラクターと組み合わせて写真を撮ってください。そんじゃ、また。

からぱたのプロフィール

からぱた/nippper.com 編集長

模型誌の編集者やメーカーの企画マンを本業としてきた1982年生まれ。 巨大な写真のブログ『超音速備忘録』https://wivern.exblog.jp の中の人。

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