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ミライからプラモデルの形でやって来た友達/兄妹で作るFigure-rise Mechanics レビュー!

 今年の夏も暑い。年々暑さが増すなか、この先の未来はどうなっているのだろう。もしかしたら人々の意識の変革や、科学技術の発達で今のような酷暑を抜け出せているかもしれない。そんな明るい未来を少し期待しつつ、おもちゃ売り場からミライのお友達を連れてきた。

 みんな大好きドラえもん。言わずと知れた22世紀の科学が生んだネコ型ロボットだ。今日も熱中症警戒アラートで長い時間外で遊べなさそうなので、プラモ作りを楽しもう!

 今回ドラえもんをチョイスしたのは4歳の妹。さすがにまだ1人でプラモは作れない……。そこで助っ人の兄ちゃん登場! 2人で一緒にミライのお友達を作るのだ。

 箱を開けてパーツと説明書を並べる。 実に気持ちの良い光景だ。2人で頭を突き合わせながらパーツと説明書をにらめっこ。お兄ちゃんがパーツを切る係、妹がパーツを組む係で製作スタート。 

 さて、無事に完成できるかな?

 バンダイから発売されているドラえもんは2種ある。「エントリーグレード」というシリーズの比較的サクっと作れるモデルと、今回選んだ「Figure-rise Mechanics」というシリーズのドラえもんだ。後者は内部フレームも再現されており、ボディにスケルトンパーツが付属しているから完成後もドラえもんのメカニズムが楽しめる。ただし、最近流行りの手でもパーツを外せる「タッチゲート」ではないので要注意!必ずニッパーを用意しよう!

 さて、兄妹の様子を見てみると、細かなパーツをお兄ちゃんがサポートしながら内部フレームができてきた。
パーツを組むだけでこの色分け、ロボットであることがしっかりと伝わってくる。おぉ、よく見るとシルバーの成形色は2種類になっているのか。なるほど、少ないパーツ数で立体感が浮き出るのはこんな工夫があるからか。

 ドラえもんと言えば四次元ポケットだ。よく見るとお腹の丸い部分とポケットが別パーツされている。「同じ色だし、ただの彫刻で良いのでは?」と思ったが、組んでみて理由がわかった。なんと、お腹とポケットに小さなスリットが生まれ、ほんの僅かにポケットを覗き込むことができるのだ。なるほど、敢えて別パーツ化したのはこの為か、ほんの小さな隙間から無限の楽しさが溢れでてくる。

 最後の組み立て工程はいつもワクワクする。小さなひとつひとつが組み合わさり、立体物ができてくる。説明書を読む力、指先で感じる感触、そして大きな達成感と喜び、プラモデルは最高の「勉強道具」でもあるのだ。

 やったー!完成だ!

 君たちが大人になるもっと先の未来から来たお友達。いろんなニュースが流れるなか、この先の事を考えるとつい気が滅入っちゃうこともあるけど、君達はまだまだ無限の可能性を秘めている。

 この先、楽しいことも大変なこともあるけども、いつの日かふたりで「昔、一緒にドラえもんのプラモデル作ったね」なんて思い出してくれたら嬉しいな。

iro_enpitsu

1988年生まれ。写真、カメラの趣味を楽しみつつ、プラモデルという名の被写体と出会い、今日もプラモ映えしそうな光源を求め歩く。

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