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「シールが主役のプラモデル」は箱を切れ!!ハセガワ 10円ゲーム(ベースボール)がさらに快適に作れます。

 シールが主役のプラモデル。箱を切るだけで開幕スタートダッシュでプレイボールなのです!!

 おそらく世界で一番印刷物を変えて様々なバリエーションを世に送り出しているメーカー・ハセガワ。1/12可動フィギュア用アクセサリーシリーズの中でも、一部追加パーツを足しながら「シール」を新規にしてバリエーション展開しています。これによって同じレトロゲームやクレーンゲームの筐体でも「私がみたことがあるアレ」に刺さる可能性が広がり、より多くの人の思い出にアクセスできます。

 各アイテムの1番バッターは「プラモ&シール」が主役と言えますが、2番以降は完全にシールが主役。今回紹介する「10円ゲーム(ベースボール)」も、以前nippperで紹介した「特急ゲーム」のバリエーション。ベースボールシールが主役なのです。またベースボールのキットには、新規パーツとして「水鉄砲(銀玉鉄砲)」、「ソフトグライダー」が追加されました。

 このプラモ、箱の中に説明書が無くて一瞬焦りましたが、箱裏が説明書になっています。落ち着いて図を見ていくとなにやら「先にシールを貼ってください」とあります。しかしシールの貼り位置とかの参考イラストが無い。どこどこ?? って探していると〜〜……。

 側面にありました!! 組みながらシールを貼っていくので、その度に箱をパタパタするのは面倒だ! ってなりましたので、思い切ってカットしました!!

 視界良好!! ホームラン間違いなし。一気に作りやすくなりました。組み立て、シールの貼り位置、塗装例までバッチリ確認できます。

 でっかいシールが貼れるとただただ嬉しい。薄いテトロンシールなので、質感も良いです。

 シールの魔法。ただの四角い板が「大当たり」や「お菓子の箱」に大変身!! 貼るだけで、みんな個性が生まれます。楽しいですよ〜。

 お菓子の箱のシールは、テトロンシールの硬さと反発で時間が経つと剥がれてきてしまいました。しかし……この剥がれた様子も「開封後」みたいに見えてきて、10円ゲームを楽しんだ後の空気が感じられます。剥がれてくるのが嫌な人は、両面テープや接着剤などを使って工夫してみてください。

 プラモの棚でも存在感を発揮する「ハセガワ 10円ゲーム」。1/12スケールのフィギュアと絡ませるだけでなく、お部屋の小物にもピッタリ。キット内の10円パーツでもしっかり遊べるので、その様子はぜひ記事内の動画をチェックしてください。シールを貼ると、各パーツに様々なキャラクター性が出てくる本シリーズ。まだ作ったことがない人は、ぜひ一度作ってください! それでは〜。

フミテシのプロフィール

フミテシ/nippper.com 副編集長

1983年生まれ。模型雑誌編集や営業を経て、様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。プラモと日常を結びつけるアプローチで模型のある生活を提案する。ブログ/フミテシログ(http://sidelovenext.jp/)

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