最新記事やプラモデル情報を毎日お届け!
follow on Xをフォロー!

「U-35 モデリングペースト」があれば、ディオラマベースの断面が整います。

▲盛るだけでディオラマの下地になってくれる便利なモデリングペースト。今回は地面じゃなくて、ベースの整形に使うよ!

 ディオラマの地面として大活躍するのが「スタイロフォーム」。これに粘土やペーストを盛って地面を作ります。前回僕はスタイロフォームをカットするための専用武器「スチロールホットカッター」を手に入れて、自分の好きな形にスタイロフォームをカットできるようになりました。そしてカットしてみると、次の問題が僕の前に提示されたのです。そう「断面」です。

▲スチロールホットカッターでカットした断面。まだ慣れていないためにガタガタです。この後凸凹を再度スチロールカッターでトリミングしました

 スタイロフォームをカットすると、発泡製品らしい断面がドーンと出てきます。断面もディオラマが完成した時に露出する部分ですので、このままだとなんともな雰囲気。これをいい感じに整えてくれるのが「モデリングペースト」なのです。まずは、大きな凸凹をスチロールホットカッターでトリミングし、その後スポンジヤスリをかけて形状を整えます。

▲スポンジヤスリで優しく整えます。力を入れると「ボリっ」と捲れることもあります。僕は3箇所くらい捲りました
▲いい感じに滑らかになりました。発泡製品の細かなつぶつぶや、亀裂などをモデリングペーストで埋めます

 整えたら、断面全体にモデリングペーストを塗ります。ペーストを塗るために1本太めの筆を用意しておくと、ディオラマ製作には便利。僕は100円ショップの太めの筆を1本用意して使用しています。荒く使っても心が痛まないです。

▲薄く全体に塗り広げましょう。そしたら完全に乾燥するまで待ちます

 モデリングペーストを塗ったら1日は放置しましょう。完全乾燥がいちばんです。モデリングペーストはヤセが少ないのも良いです。完全乾燥したら、モデリングペーストの凸凹をスポンジヤスリでならします。またモデリングペーストの凸凹は、絵画に見られる絵の具の凹凸ような味わいも出ますので、あえて凹凸を断面に残してもかっこいいですよ。上に乗るディオラマの主題と断面がしっかりと別世界に区切られます。

▲モデリングペーストが削られて、断面が整えられていきます
▲このくらいで問題なし! あとは断面を黒の絵の具で塗ってしまえば、いい感じに仕上がります

 ディオラマは上物に集中しがち。側面もある程度で良いので綺麗に仕上げておくと、よりかっこいいディオラマに仕上がります。発泡製品剥き出しから脱却して、さらにあなたのディオラマをカッコよくしてください。それでは!!

フミテシのプロフィール

フミテシ/nippper.com 副編集長

1983年生まれ。模型雑誌編集や営業を経て、様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。プラモと日常を結びつけるアプローチで模型のある生活を提案する。

関連記事