「ジオラマをやりたい!」と息子がずっと言ってくる。素晴らしいリビドーだが私もジオラマ作りが分からない。プラモデルとは違い、無数のレシピと材料があってどこから手をつければ良いのやら。献立を決めてからスーパーで買物するのか、スーパーで売っているもので献立を決めるのか、1歩目からすら動けない。「考え込んでいるより、立ち上がれ。手を動かせ」と心の中の土井先生が囁く。そうは言っても先生… そんな時に目にしたのがセガワモデリングのジオラマ入門キット『DIORAMA ONE』シリーズ。この動画のジオラマ製作解説を観たら「俺でも出来そう!」となったし、息子と一緒にジオラマ作りを楽しめそうなコンパクトめのボリューム。
>DO-1010 遺跡の平原キット – powered by SEGAWA MODELING
箱を開けたらジオラマ作りのツール&マテリアルがみっちり詰まっており、このキットだけでしっかりゴールできます。作業環境に新聞紙、クリアファイル、予備のビニール手袋の用意が推奨されており、息子と一緒にジオラマ作りをしたいので子供サイズのビニール手袋も用意しました。まず、スタイロフォームでベース作りをするのですが「インターネットで見たヤツ!」と早速高まります。
ベースがコンパクトなので白粘土、黒粘土で全体を覆ってからは情景がグングン成っていくので楽しいばかり。息子は草素材をまぶすのを一番ヤリたくて楽しかったみたいで「もっと草まきたい!」と物足りなさそうでしたが、それはまた次回。
完成した遺跡の平原にマスターボックスの少女らと、タミヤの動物のミニチュアを置いて情景が堂々のゴール。世界がギュン!と詰められました。一日もかからず比較的短時間でここまで成るのは嬉しいですね。 自分にジオラマ製作の体験がなかったので、このセガワモデリングのジオラマ入門キットでようやく基本の”型”を知る機会にもなりました。ジオラマ作りの新たな参考書『アドバンスド グランドワークス』には最新トレンドの情景テクニックが数多く紹介されていましたが、基本を体験したからこそ本書の提案が体系化されて読み取れるように。あとは立ち上がり。手を動かすだけです。まずは何かに草を生やすぞー!
「つくる」をテーマに、世間話をしています。