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タミヤ最新のプラモデルで知る「イギリスでいちばん有名な救急車」の姿!

 若き日のエリザベス王女(まだ父の国王ジョージ6世が存命だったころ)です。女性部隊の一員としてトラックの運転の訓練を受けていた……という記述は読んだことがあったしこの写真もめっちゃ有名なんですが、後ろにある大きな緑色の救急車が今日の主役。先日、タミヤから1/48スケールでプラモデルが発売されたんだよ。

 ケムンパスの顔みたいなパーツが入っていて、初めてオースティンK2というトラックがどんな表情をしているのかを知りました。調べたら英国のプラモデルメーカー、エアフィックスからも同じ救急車が1/35スケールでプラモデル化されています。WWIIでおそらく英国の兵士たちをもっとも救った車両であり、のちの女王陛下が運転した……というのはだいぶ強いキャラクターです。模型で知って、好きになる。いいですねぇ。

 両脚を行儀よく閉じたドライバーのフィギュアが目を引きます。タイヤは5つありますが、ひとつはキャビンに格納されるスペアタイヤ。野戦救急車なので突然の事故や敵襲で走行不能になっても(リアコンパートメントに負傷者を乗せたまま)素早くタイヤが交換できる工夫がされています。あっと驚く収納方法は模型を作ると理解できるのでぜひ組んで下さい。

 このキャビンが何人もの人を救いました。1/48スケールなのでタミヤから多数発売されている同スケールの英軍機と好相性。ただ飛行機の横に置くだけで「状況」が発生するのが救急車のすごいところ。プラモデル単体としては決して派手さや勇壮さを感じないかもしれませんが、調べれば調べるほど味があり、実際に組んで並べれば他の模型の意味まで書き換える素敵な存在です。みなさんも、ぜひ!

からぱたのプロフィール

からぱた/nippper.com 編集長

模型誌の編集者やメーカーの企画マンを本業としてきた1982年生まれ。 巨大な写真のブログ『超音速備忘録』https://wivern.exblog.jp の中の人。

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