

寿司を……寿司屋を作っています。引き続き。
前回、曖昧な貼り付け指示に悶絶しましたが、「Mr.セメントSP」で無理やりくっつけることで割とそれっぽくなってくれました。バリは寿司というより羽根つき餃子みたいだし、突き出しピンの跡はクレーターのようだし剛性もなにもあったもんじゃない江戸っ子らしいプラモだけど、やはりなかなかどうして造形やディテールの雰囲気はよくて塗るとそれっぽくなってくれてうれしさがあるぞ。瓦を塗るのってうれしいですね。

だがいくら楽しくてもここまでの作業はいわばオマケ……飾り……ツマ……食用菊……バラン……。寿司屋プラモの主役はやはり寿司でしかあり得ないでしょう。しっかりと立ち向かうぞ!

キットの説明書では寿司のシャリを白く塗るように指定しています。が、江戸時代では米酢よりも酒粕を用いた赤酢が普及していたはず……。なのでキャラクターフレッシュを使って赤シャリのアイボリーな雰囲気を出してみました。本当はもっとデザートイエローとかレドームとかも木甲板色とかおおよそ寿司っぽくない商品名のカラーで塗ったらおもしれーよなあとか思ってたけど結局キャラクターフレッシュに落ち着いてしまった。
ところで、好きな寿司をセレクトして作れるってのは楽しいかもしれない。寿司のメンツは与兵衛寿司を描いた有名な絵を元ネタに考えました(『すし技術教科書 江戸前寿司編』より)

寿司の顔ぶれは与兵衛寿司の寿司を描いた絵を参考にチョイス。ただこの絵、明治時代に描かれた絵らしいんだけどね。細けェことはいいんだよ! 江戸っ子だから。頑張って息止めながらちまちまアクリル筆塗りで頑張った。寿司職人がツメを塗るように……。

うおー! かわいいじゃん!エビはゲート跡をあえて切り離さずに尻尾を表現してみたよ。キチン質!

寿司を斜めの台にディスプレイするために貼ってはがせて透明になる糊こと「ピットマルチ」を使いました。白いボンドみたいに見えるけど乾けばクリアーになるし位置も微調整できるからいいぜ。寿司桶も可愛く出来たのでヨシ。さあ、「寿司屋、大地に立つ!」に向けてラストスパートだな。