私は基本的に1/100スケールのガンプラ(MG、FULL MECHANICS、RE1/100など……)を制作しているのですが、新しい塗料や技法を試す時はそれよりも小さくて安価なHG(1/144スケール)を制作しています。そんなモデラーの溢れる向上心を、まるごと受け止めてくれるのが今回紹介する『HGUC ジム』です。他のキットでももちろん良いのですが、ジムはとにかく懐が深い。
ごらんのとおり内容物はランナー×2・シール×1・ポリキャップ×1だけ。最近のエントリーグレードと同じくらいのボリューム感です。このキットは開発が20年以上前ということもあり、パーツ同士の合わせ目があったり、部分塗装したくなるポイントもわりと多め。手をかけようと思うと、作りごたえのあるキットです。表面の彫刻も最小限なので、スジ彫りの練習にも良さそう。ジムは平面と曲面がバランスよく存在するキットなので、どちらの面も練習ができて非常に良い教材です。
今回、以前から気になっていたファレホの「エクスプレスカラー」を試してみました。どんな使い心地か、隠蔽力や塗膜の強さはどの程度かなどなど……。非常に面白い塗料ですね~。いろんな使い方ができそうなので、別の使い方もこれから試していこうと思います。
HGUC ジムは、これだけたくさんの用途に適していて、お値段はたったの770円!素晴らしいコストパフォーマンスです。皆さんも再販品を見かけたらぜひ入手して下さい。それでは!
最近ファレホにハマってる、アラフォー筆塗りモデラー。MGばかり作ってます。