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染め塗りで究極の成功体験を得られる「肌色塗装」/ファレホ エクスプレスカラー ドワーフスキン

 世界中で愛されているスペイン生まれの水性塗料「ファレホ」。国内ではボークスの店舗・ウェブサイトで購入可能です。ファレホは無臭&水だけで塗装が楽しめるので、ご家族やパートナーがいる方ににも安心。しかも色数が超豊富な上に、しっかりと発色&定着してとっても塗りやすいです。

▲7月29日から全国のボークスショールーム、秋葉原ホビー天国2、ホビースクエア、ホビー天国オンラインストアにて発売予定

 そんなファレホから遂に「染め塗り」に特化したとも言える新塗料「エクスプレスカラー」が登場します。今回はボークスからご提供いただきましたサンプルの中から「ドワーフスキン」という肌色をレビューしたいと思います。肌の塗装は「染め塗り」との相性が最も良くて、多くの人が「こんなに手軽でカッコ良く肌を塗れた!」という成功体験を得られるので超オススメ。まだ知らない人のためにも何万回でも紹介しますよ。

 「染め塗り」と言うのは、白や明るいグレーの下地の上に、シャバシャバの塗料を塗ることで「染まるように色が塗れる」技法です。塗料が模型の凹凸に自然と流れ込むことで、お手軽にグラデーション効果を楽しめます。エクスプレスカラーは最初から染め塗りに適した濃度&しっかりとした定着力にチューンされている塗料なのです。

▲エクスプレスカラーを使う時は、下地に白、または明るいグレーを塗ります。この明るい下地色に染まるように色が発色していきます

 肌色というのは人間が最も認識しやすい色のひとつなので、フィギュアでも一番目が行く場所。故に「塗装のハードルが高いよね」と多くの人に思われています。しかし、肌の染め塗りお手軽に70点くらいの良さを叩き出せる必殺技です。染めたままでもいいですし、自然についた濃淡をあたりとして、その上から塗り込む指標にもできます。覚えていて絶対に損のないテクニックなのです。

▲ドワーフスキンを出してみます。その名の通りファンタジーのドワーフのような茶色の強い色味となっています
▲塗料は少しだけとろみのあるゆるさが特徴。スミ入れ塗料のようにシャバシャバではありません

 後はこの塗料を、さっと肌の部分に塗るだけでOK。コツは塗ったらしっかりと塗り広げること。凹凸部分に塗料が残りすぎるとシミのようになります。手早く伸ばしていきましょう。エクスプレスカラーは染まる力も強くて、パッと咲くように発色するので使いやすいです。濃いなと感じたら、少し水を入れて薄めて使用してください。

▲手首にもご注目。これもさっとひと塗りしただけ。すごい自然なグラデーションになっています
▲最近のタミヤのフィギュアのように、メリハリがしっかりとした造形のプラモと染め塗りは相性抜群!! どんな兵隊さんの顔も素敵な仕上がりになりますよ

 ドワーフスキンですが、実際に塗ってみると色を出してみた時のどぎつい茶色感はそこまでないです。戦場で少し日焼けしている、勇ましい肌の色って感じです。今後はさまざまな肌に合わせた色が登場すると思いますので、楽しみですね。肌色はさまざまな色を持っていて後悔することはないので、エクスプレスカラーが発売したら優先的にゲットしてください! 僕自身、肌の染め塗りを覚えてからフィギュアを塗装するのが本当に楽しくなったので、より多くの人にこの楽しさを味わって欲しいです!!

ファレホ ゲームカラーエクスプレスカラー(全24種)各18ml、各462円(税込)
 7月29日(土)全国のボークスショールーム、秋葉原ホビー天国2、ホビースクエア、ホビー天国オンラインストアにて発売予定。Twitterで「モニターキャンペーン」参加者のレビューをチェックできますので、「 #ファレホエクスプレスカラー 」でもぜひ検索してください!

フミテシのプロフィール

フミテシ/nippper.com 副編集長

1983年生まれ。模型雑誌編集や営業を経て、様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。プラモと日常を結びつけるアプローチで模型のある生活を提案する。ブログ/フミテシログ(http://sidelovenext.jp/)

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