

「ん?わからん!なんだ?あれれれ」とものすごい勢いで頭が混乱して、正解を探ろうとする。プラモデルって何個作っても意味の分からない失敗をします。この日の失敗はタミヤのパーソナルキャリアーの荷台と運転席をズラして接着してしまうという内容。
ただ、接着剤って意外とはがせる場合があります。特にほんの数時間前に接着したものならかなりの確率で取れる。はがし跡がベリベリに残ってしまいますが、デザインナイフで削り取ったりヤスリで平らにしたりすると、大分目立たなくなります。

しかし、正しい位置にセットしなおすと、「そう収まる以外に方法が無い見た目」になっていて、なぜ間違えたのかわからなくなる。ミスってそんなもんだよなぁと目の前に誕生したミスを必死にリカバーして無かったことになった姿を見て思いました。
いろいろと手直しをして、大分きれいになったなーと思うものの、わずかに残る補修跡が気になる。今回は組み立てるだけで楽しもうと思ったので残念。ただ、ボケーっと眺めているうちに、ずっと前からデカめな軍用車両にやりたいことがあったのを思い出しました。

それは、明るい色に塗装して仕上げること。無骨な軍用車両を鮮やかに塗装することで、新たな一面を引き出した完成品をいくつも見てきました。
そこをめざそうと、スプレーで真っ黒にしてから、ポイントポイントで銀色の塗料を筆でガシガシこすりつけていきます。ここでもうすでに、楽しすぎて接着で失敗することなんて忘れていました。それに、塗装によってすっかり隠れてしまったので見た目にも全然わからない。

この段階は明るくする前の仕込みの段階。暗い色から明るくしていくとディープな雰囲気を持ったまま色鮮やかにできますが、とりあえず今日はここで。「失敗なんて何もなかった! むしろさっきより良くなってない?」なんて強気になれるくらいのところで気持ちが満足するのも、いかにも日常って感じで面白いですね。