ハセガワの「ロボットバトルV(ファイブ) 44型重装甲戦闘服 MK44 アンモナイツ(スマートガン装備)」のプラモは、内側と外側のギャップ萌えがヤバすぎて、作る手が止まらなくなりました。こんなに面白いプラモだったなんて! まだ組んでいない人はぜひ買ってください!!
外見はシンプルなのに、いざプラモを組み出すと「このディテールどこのパーツ? アウトラインからは想像もできない!!」ってパーツとバンバン出会うことになります。俺が作るのは丸くてどこか可愛らしさもあるメカだったはず……。期待と不安が入り混じります。
内側のハードなメカディテールは、細かいパーツ分割ではなく、大きめのパーツにこれでもかと彫刻がなされた物を貼っていくことで形になっていきます。組み立てのしんどさもありません。むしろ外装の細かなリベットを貼っていくのが、このプラモの1番のヤマであります。
作った人だけが、アンモナイトのインナーマッスルの凄さに震えることができるでしょう。見ているだけでも楽しいディテールの洪水に、自ら外装で蓋をしていく。プラモと僕だけの秘密を共有する感覚が、また楽しいのです。ハセガワのメカプラモの中でも、これほどまでにギャップ萌えを楽しめるものはほかにありません。ぜひ手に取って体験してください! それでは。
1983年生まれ。模型雑誌編集や営業を経て、様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。プラモと日常を結びつけるアプローチで模型のある生活を提案する。ブログ/フミテシログ(http://sidelovenext.jp/)