

平筆のように広い面を塗れて、持ち方を変えれば面相筆のように細部や細かなタッチが狙える「丸平筆」が、タミヤのモデリングブラシHGIIに登場です!!
タミヤのモデリングブラシHGIIは、昨年面相筆と平筆が登場した、タミヤの筆の中でも新しいシリーズです。これはPBTという合成繊維樹脂毛で作り出された筆で、溶剤耐性が強くコシがあります。塗料の含みは天然毛である「タミヤ モデリングブラシPROII(白いグリップが特徴)」には劣りますが、塗料を切れ良く排出する性能はピカイチ。特に平筆は、筆の縁にベタッと塗料が溜まるようなことが少なく、平滑に塗りやすいです。そんな筆に新たにラインナップされた「丸平筆」を早速使ってみましょう。


この丸平筆を使ってみて感じたのが、同シリーズの面相筆・平筆よりも塗料の含みが良いこと。そしてキレ良く排出していくので、塗料を一旦含ませたらペーパータオルなどに筆先をちょんとおいて、初手の塗料を吐き出させましょう。そうすることで、筆の中の塗料の量がちょうど良くなって、パーツに大量の塗料が付くことを防げます。
毛のコシも絶妙で、適度に跳ね返ってくる感じ。毛のまとまりも良いので、細部を塗るときに毛先が暴れたりしません。

本当にちょっとした細部を塗るのに、筆を持ち替えるのがめんどくさい。そんな時「丸平筆」なら、毛先を立てるようにして使用すれば細かい所も狙えます。この切り替えができることで、とっても使い勝手が良いのです。



丸平筆はとっても面白いタッチが出せる筆だと感じました。筆跡がとても細かく出るのです。平滑に塗るなら平筆、筆の筆跡を活かして表面に筆塗りらしいテクスチャー感・筆のタッチを出して塗り上げたいなら丸平筆と使い分けると良いと思います。


ここからが丸平筆の面白さ。筆のタッチと言いましたが、先が丸くなっていることを活かして「筆先でポンポンとスタンプするように塗る」と筆先に塗った塗料だけをパーツに押し付けることができます。それを活かしてグラデーションや、パーツ表面が褪色したような表現など、味付けができるのです。これが本当に楽しいです。

丸い形状の筆がポンポンと軽く押しつけられた時に、毛先が絶妙にバラけてランダムな表情となるんですね。


タミヤのモデリングブラシHGIIは、「面相筆」「平筆」、そして今回の「丸平筆」と3種が揃いこのシリーズだけで筆塗りが思いっきり楽しめる土壌が完成しました。各種の全太さを揃えるとまぁまぁな値段になりますが、まずは汎用性の高い「細」を各種で揃えると良いと思います。とても使い勝手の良いシリーズなので、ぜひこの丸平筆をきっかけに揃えて、筆塗りを楽しんでください。それでは。