

ワイのオールタイムベスト小説はロバート・A・ハインラインの『宇宙の戦士』。初めて読んでから30年以上経つが、いまだに読み返すくらい好き。
日本ではスタジオぬえによるパワードスーツの挿絵を取り上げ「ガンダムの元ネタ」とする文脈(あるいは映画『スターシップ・トゥルーパーズ』の原作……)で語られることが多いが、カッチョいいメカがドンパチする描写はほとんどない。女の子の前でイイカッコするためにノリで軍に入隊した主人公リコはなぜ戦うのか?自由と義務とはなにか?愛国心とは?……という問いに対し、「社会/共同体の政治的主体としての構成員である”市民”とは何か?」を兵隊体験を通じて考えていく物語である。
いやー、戦争というのは「ヤベー独裁者的な人間が、無知な国民に無理やりやらせるモノ」ってイメージだった中坊に、モチベーションを持って戦争に参加するって新概念で脳をぶっ叩いてきたのでそりゃもうな衝撃よ。……と、前置きが長くなったが、今回はその表紙を飾る「強化防護服」を作る。

さて、今回購入したのは「機動歩兵 指揮官型」。機動歩兵は表紙や挿絵でおなじみの左肩にランチャーが付いた通常型が印象深く、通常型の再販を待っていたのだが……なかなか再販されなかったんじゃよ。むぅ。

通販サイトだとよく分からなかったが、店頭でパッケージを見たら各バリエーション機は通常型でも組める内容だと書いてあった。早く言ってよ~。

もしかしたら違う人かもしれないが、機動歩兵は全員スキンヘッドなので見た目ほぼ一緒。言ってみりゃ「量産型リコ」ってやつだ。 なお、機械と無理やり融合させた非人道グロメカっぽい雰囲気があるが、単に口や顎で操作するコンソールで覆っているだけなので安心してほしい。

パーツ分割はほぼモナカ割りというストロングスタイルなので、つなぎ目消し&塗装まで考えるとハード。だが組み立てるだけならばそう難しい構成でもないので、30分そこいらで組み立てられる。

というわけで完成~。コレ小説を読んだ人向けアイテムなんだろうけど、後年の色んな作品に影響与えたりしただけあって、兵器然としたシルエットはなかなか魅力的。小説未読の人にもオスス……いや、やっぱり小説も読んで欲しいなオモシロイので。