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最強戦車の迫力とトンデモ兵器の存在感を一度に味わえる“最強プラモ”!!「タミヤ ドイツ陸軍 38cm突撃臼砲 ストームタイガー」

▲最強戦車が大変身!! 38cmロケット砲の迫力は、ブルムベアもすくむぞ!!

 まるで「壁」からでっかい大砲が生えた恐ろしいシルエット! 戦車を知らない人でも「なんかヤバそう……ジブリっぽいね」なんて言葉が漏れちゃうのが、この「ドイツ38cm突撃臼砲 ストームタイガー」です。タミヤから発売されているプラモは、履帯以外はバスバス組み上がっていく最高に楽しいものです。

 第二次世界大戦最強戦車の代名詞「ドイツ軍 ティーガーI」を改造して生まれた超ユニーク車両。名前もストームタイガー(シュトルムティーガーとも。記事ではタミヤの商品名であるストームタイガーで統一します)と、一度聞いたら忘れられないインパクトがあります。臼砲とは遠距離から城塞などを破壊するのに用いられた大砲です。ドイツ軍は、ソビエト軍とのスターリングラードでの戦いの戦訓により市街地や敵拠点を一撃で破壊できる支援車両計画を考えます。その中で生まれたのが以前紹介したIV号戦車ベースのブルムベアであり、それをさらに大型な車両で実現したのがストームタイガーであります。ストームタイガーに搭載されている38cmロケット砲に関してのバックグラウンドも、キットの解説に面白いお話が載っているので、購入して読んでください。

▲めっちゃ硬そう!!! って思えるほどイラストの迫力がすごいです。箱絵もシンプルにかっこいいんですよね〜

 ティーガーIをベースにしていますが、箱型の戦闘室に変更されているので、あれやこれやと細かい部品がありません。足回りはティーガー譲りのちょっとめんどい構造ですが、そこを突破すると「迫力の嵐」。分厚い壁、どでかい砲を組み立てるエクストリームな体験が待っています。どでかい戦闘室は、ランナーに玉座かピラミッドかと言える雰囲気で存在しています。

▲ランナーから縦方向に生えているロケット砲の砲身……この記憶が……
▲「タミヤじゃん……」という解答しかできないくらいの衝撃を、イギリスで味わわせてくれました。泣くよね!!
▲砲弾が大渋滞!! 大変だぞ!!!
▲ランナーもデカくて、撮影台に2枚しか乗りません!! さすが虎の一族!! これぞ重戦車の血を引くってもんです

 ティーガーIという重戦車を改造した車両なんだ!! やっぱすげぇな〜って「ランナーのサイズ」だけでも感じられます。パーツを探すのに、ランナーを持ち替えるたびに、机の上の何かにぶつかってました。お片付けしたスペースで作ってね。

▲履帯は一枚ずつ貼っていく連結タイプ。片側100枚貼ります。集中〜〜〜!! 完成すると、マジで重そうな迫力ある履帯になる!!

 履帯の成型色が黒に見えますが、これ「ガンメタル」になっていて、色からくる重さがすごいのです!! 一気に左右やっても良いけど、休憩入れながら気軽に作りましょ。

▲砲弾ラックも内部にある。中に入って、こんなにでかい弾を撃つのマジ恐怖……

 このキット、どでかい壁の中はこうなっています。ガッチリとした砲弾ラックがストームタイガーが放つ砲弾の重さや存在感を際立たせます。

▲防楯の肌の勇ましさ。このゴツゴツとした表現がたまりませんね〜。超かっこいい!!

 そしてこのプラモのメインである38cmロケット砲。ナットやビス締めをしてガッチリと固定&可動を楽しめる構成になっています。僕はちょっとですね……ビスとナットの袋だけを異世界(ゴミ箱)へと送り出してしまったようで、無しで組むことになりました。でもね、それでも組めましたよ!! パーツが入った袋を捨てる時は気をつけようね!! 砲の最大射程は5650メートルとも言われ、トーチカのような防御施設も1撃で破壊可能。さらに爆発の衝撃波で周辺の兵士や車両にも大ダメージを与えられるという、見た目通りなパワーを持っています。

▲スケールアニキ。このアニキのおかげで、より砲弾の巨大さが認識できます

 ストームタイガーや砲弾の大きさを僕達に伝えてくれるスケールアニキ。ズボンの裾の溜まり具合とか絶妙なんですよ〜。胸ポケットからは何を出そうとしているんですかね? タバコかな? マップかな? そんな想像も楽しいもんです。

▲ティーガーの迫力と38cmロケット砲というトンデモ兵器を楽しめる、ひとつで2度美味しい最高の戦車模型です!!

 ちょっと変わった車両を作りたい! でっかい戦車模型だけどスイスイ組めるプラモが作りたい。そんな時にはこのストームタイガーを超オススメします。お部屋の中でも異様な存在感を放つこと間違い無しです。ぜひ、組んでください。

フミテシのプロフィール

フミテシ/nippper.com 副編集長

1983年生まれ。模型雑誌編集や営業を経て、様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。プラモと日常を結びつけるアプローチで模型のある生活を提案する。

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