みんなで作る模型サイト nippperはあなたの投稿をお待ちしています!
詳しくはコチラ!

ティラノ青年期✕Canon/タミヤの小型恐竜セットとF1のデカールで楽しむプラモデル

 企業や製品のロゴをスッと貼って、全体を彩っていくというのはプラモデルならではの楽しみだと思っています。F1やラリーカーなんかは所狭しと貼られていますね。

 そういったデカールを自由に使えるというのも、これもまたプラモデルっぽい楽しみ。特に曲面にピッタリ追従させる作業が私は大好きです。プラモ屋さんで手元にタミヤの小型恐竜セットを持ちながら、恐竜のゴツゴツとした表面にデカールを貼りたいと思った数秒後には小型恐竜セットとCanonのロゴの入ったデカールを購入していました。

 小型恐竜セットを買った理由は「ティラノサウルス青年期」が入っているからです。青年という人間が成長していく尺度を恐竜に当てはめているのが面白い。それにCanonは愛用のカメラメーカーなので思わず手に取ったといった具合です。

 ティラノサウルス青年期をいざ組み立てようと思ったらパーツの分割がすごい。眼の上のラインに沿って頭が分割されている。これなら合わせ目が目立たないというアイデアに感動です。モチーフとなるものをどこで分割したら良いかを考える人ってみんな天才だと思います。恐竜にすら美しい分割線がある。

 組み上がった恐竜はスプレーで真っ黒にしてから顔周りなどをドライブラシ。目は、爬虫類の顔を検索して塗装しました。恐竜の眼ってどうなっているのかなんて考えたこともなかったので、じっくり調べて観察するのは楽しかったです。

 そうそう、肝心のCanonのロゴはといいますと、タミヤのマークフィット(スーパーハード)とヒートガンを使ってトロトロにしながら貼り付けました。スーパーハードタイプのマークフィットの力でゴツゴツとした皮膚に馴染んでいくデカールは、本当に不思議。こんな快感、プラモデル以外で味わうことはなかなかない。

 黒い姿にCanonのロゴはなんとなくカメラっぽいカラーリングで、普段使っている一眼レフのそばに置いておくとなんとも収まりがよいので、とても愛おしく見えてきます。

 デカールはまだまだ余っていますし、恐竜だってワニや始祖鳥を含めてあと5体あります。企業ロゴと恐竜を組み合わせる遊び、思った以上に楽しかったので時間のあるときにまたやることにしましょう。

クリスチのプロフィール

クリスチ

1987年生まれ。デザインやったり広報やったり、店長やったりして、今は普通のサラリーマン。革靴や時計など、細かく手の込んだモノが好き。部屋に模型がなんとなく飾ってある生活を日々楽しんでいます。
Re:11colorsというブログもやっています。

関連記事