ぬおーすんごいキレイ。『水星の魔女』に登場するガンダムエアリアルがついに1/100のプラモデルで発売されたし、比較的手に入れやすいのは嬉しいですね……ということでゲットしてハコを開けたらメタリックレッドにメッキされたシェルユニット内側のパーツとご対面。この上にスモーク色のクリアーパーツを被せることでエアリアルの胸や大腿部にある特徴的な意匠を表現しておるんだね。
>FULL MECHANICS 機動戦士ガンダム 水星の魔女 ガンダムエアリアル 1/100スケール 色分け済みプラモデル
そのままでもいいっちゃいいんですが、シェルユニットはメカデザイナーのJNTHED氏によれば「透明なカバーの下で電子回路がウゴウゴ発光しているようなイメージ」なんだとか。全部がメタリックレッドに光っているより、凹んだところは黒く、出っ張ったところだけがキラッと光っているといいんじゃないかと思い、いきなり水性アクリル塗料のつや消しブラックを吹き付けました。ラッカー塗料だとあとで取り返しがつかないので、タミヤアクリルかGSIクレオスの水性ホビーカラーを推奨するぞ。
塗料がちゃんと乾燥してから、油汚れに最強のキッチンマジックリンを含ませた綿棒で出っ張ったところだけを優しく拭くですよ。ゴシゴシやるとメッキの上のクリアーレッドもちょっと剥がれるので注意。そうすると奥まったところのつや消しブラックは残ったまま、出っ張った回路状のディテールだけがメッキの輝きを取り戻します。マジックリン拭き取り法、マジ便利すぎる……。本気と書いてマジではなく、マジックリンのマジ……。何……。
組み付けるとスモークのパーツが被さることでさらに立体感溢れる仕上がりに。このキット、可動ギミックとか色分けのアイディアがかなり秀逸なので組んでいるだけでもかなり楽しい。「なんだよ、パーツ切って組み付けるだけで満点じゃん……」と思ったのですが、ワンポイントのこだわりを入れたい場合は特徴的なシェルユニットを塗り分けるのがオススメ。マジックリン拭き取り法なら、外装のスジ彫りだってアクリル塗料でらくらく墨入れできちゃいます。みなさんも、ぜひ!
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