「本当にキミはやられメカなのか!?」水星の魔女ガンプラの武器が立派すぎる件。/HGディランザ レビュー!

▲筆塗りで仕上げたHGUC量産型ザクと、HGディランザ (一般機/ラウダ専用機)の武装が収まるランナーです。どちらも同じ1/144スケールのガンプラ

 いつもお世話になっておりますザクさん。今日もガワラ立ち(メカデザイナー大河原邦男氏の設定画風の立ちポーズ)がビシッときまる素敵なフォルムをされていますね〜! やっぱりザクさんあっての機動戦士ガンダム! いや、ガンダムシリーズといっても過言ではありませんよ〜。そうそう、今日は新たにはじまったガンダムシリーズの「やられメカ」を紹介したくてやってきました。ええ、そうです、ザクパイセンがカラダを張ってやられメカを演じてくれたからこその「リアルだー!」というガンダムの世界観でしたからね。そう、それで今回のヤツも「手に斧を持って、肩に盾つけて」つって、パイセンの事をちゃんとリスペクトしているんすよ〜。

 「えっ。なにこれデカい。とくに斧。 」

 そう、ガンダムシリーズ5年ぶりの新作アニメとして2022年10月より放送開始となった機動戦士ガンダム 水星の魔女。その第1話より絶賛やられメカを果たしていらっしゃる「ディランザ」というモビルスーツのガンプラを紹介します。ザクじゃなくてゲルググとかマラサイ、リーオーじゃなくてビルゴとかアヘッド。こいつ、ぜんぜん簡単にやられそうにない見た目なのです。「企業間でしのぎを削るモビルスーツ開発」という背景がアニメの世界観にあり、冒頭から登場するどのモビルスーツも強そうなヤツらばかり。

▲めっちゃホバー走行しそうなたくましい脚部。劇中でもめっちゃホバー走行します。やられるけど

 団塊の世代ジュニアがガンプラを語ります。子供のころ、ガンダム作品を観てグッときたモビルスーツのガンプラを買ってきて箱を開けた際に「思っているより細い」とか「武器がめっちゃ小さい」とか、意気消沈した覚えがありませんか? 大人になってから察する事は多いのですが、あの頃の「コレジャナイ感」を払拭してくれるのが水星の魔女ガンプラだと感じています。これは本シリーズのガンプラを6体つくって確信していること。

▲ディランザを素組みしてラウダ専用機仕様にしたモノ。劇中ではガンダム相手にカッコ良く奮闘していました

 巨大なアックスを手にしても、それに引けを取らない力強いフォルム。幅と合わせて奥行きもしっかりあります。そのブ厚い力強さが塗装をせず、組み立てて付属のシールを張っただけでしっかりと成ってくれます。これは先行で発売された『HG 1/144 ディランザ (グエル専用機)』でも強く感じました。

▲こちらはディランザを素組みして一般機仕様にしたモノ。より量産機感があふれます

「えっ。初期登場の量産型なのにビームライフルにビームサーベルって、どゆこと???」

 ザクパイセン、そのお気持ちよくわかります。パイセンはビーム兵器を持ったヤツらと実弾とか熱くなる斧で奮闘されていましたからね。でも、あれから40年。2022年の今となればITがスゴいんですよ、ITが。たぶん。のっけからビットでオールレンジ攻撃ですから。声というか歌が聴こえたらヤラれるアレですよ。ええ、はい、そーゆーのは物語後半でヤレよと仰っしゃりたいのですよね? わかります。ただ、サブスク配信を考慮した楽曲と同じく、頭からサビでユーザーの心をグッとつかまないといかんのですよ。そういう時代なんですよパイセン。

▲ディランザの肘カバーがとても気持ち良いです。立体デザインの妙と組み味がスゴく良い

 全体のフォルムとディティール、成型色の色合い、プラスチックの質感、組みごたえと関節の剛性、現代の最新フォーマットが落とし込まれたガンプラの今。ぜひ体験してもらいたい。そして今回紹介しているように、各キットの武器が立派でとてもシビれるのです。

▲ディランザ (一般機/ラウダ専用機)と同日発売されたデミトレーナー (チュチュ専用機)と。どちらもフォルムと成形色が大変良い。そしてどちらも武器が立派すぎる

 そもそも水星の魔女はアニメ作品としての強度がとても高いのです。そんなアニメ作品を観てグッと高まった気持ちを、水星の魔女ガンプラがしっかり応えてくれます。アニメもプラモも強度がマジで高いー! そういう事です!!

 あと、このプラモシリーズの説明書にはアニメ本編を補完する解説が記されており、キャラクターマーチャンダイジングがユーザーにとっても大変嬉しいものとなっています。いちファンとして「なんて良い時代になったんだ!」とか「つくり手のアツい気持ち、たしかに受けとったぜ!」とかついつい体温が上がり、血行も上がって元気になってしまっています。

 暑苦しい語りが始まる前に今日はここまで。最後にあらためて推しますが、水星の魔女という新たなガンダム、皆さんにもぜひ体験してほしいです。それでは以上、エンジョイ、水星の魔女ッ!

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ダテツヨシ

「つくる」をテーマに、世間話をしています。