

でかい、やすい、やばい。この3拍子が揃ったオモシロ艦船模型がハセガワの「1/450 艦船模型」シリーズです。艦船模型のメインスケールである1/700と1/350のちょうど間をとった大きさとなっています。メインスケールではないとのことでちょっと無視されがちなこのシリーズですが、艦船模型を作ってみたいという人には超絶おすすめなのです!!!

小さなパーツは少なくて、でかいパーツをダイナミックに貼り合わせて豪快に組み立てが楽しめる上に、繊細なディテールもバッチリ味わえます。手掴みでモリモリとご飯を食べるみたいに作れる艦船模型っす。

このシリーズの中でもオススメなのが、僕らの国を守る最強の盾「イージス艦 あたご」です。海上自衛隊が有する艦艇でも花形。まるでお城のような艦橋がかっこいいですね〜〜。そしてこのキット、完成すると約40cmにもなります。そんなサイズのキットが3時間ほどで形になっちゃうんですよ。なんなら特徴的な部分はすでにランナーの中で完結していたりするので、箱を開けたらいきなり「できてる!」と言えるワクワクプラモであります。

本格的に工具と接着剤を使って「大きなプラモを楽しく作ろう!」という声が聞こえてくるのが、このプラモの良いところ。プラモの世界でよく使われるプラ用接着剤は2種類あって、その2種を使い分けると綺麗に組み立てられるよと説明書の中でも教えてくれています。そしてそのようなコンセプトだからこそ現代の海のアイドルが選ばれているんですね。(本シリーズには戦艦大和御大もおられまする〜〜〜)





あたごの各部のマーキングはデカールとシールが付属します。シールを台紙から剥がして貼るという行為は多くの人が経験していること(うちの子供達もシールを貼るのが大好き!)。そう言った意味でもシールはマーキング再現のハードルをガクンと下げてくれます。
僕ら模型が大好きな人にとっては当たり前の「水転写デカール」というものは、多くの人にとっては未知との遭遇です。「デカールしんどい人のためのシール」という見方もできますが、「模型の世界にはシールの他にデカールという選択肢があるんですよ〜」という、デカールへの橋渡しの役割も負っているわけです。この両者が一緒にセットされていることにより、プラモを初めて作る人にも「模型のこまかいマーキング表現にはいくつか手段があるんだぜ〜」というのを提示しているんですね。


艦船模型は小さなパーツをペタペタと貼り合わせていくことが多いなか、このキットは1/450スケールというサイズを活かして、できる限りパーツの一体化にチャレンジしています。一部支柱などは別パーツになっていますが、そういったパーツ以外かなり一体化されています。床から構造物が生えていたりするのを見ると、「助かる〜」って思わず声が漏れてしまいます。


ガンプラのサイズで例えると、まさにマスターグレード的な位置とも言えるこの1/450スケール。1/350スケール(パーフェクトグレードな艦船模型)ほど大きすぎることはない上に、完成後にはちゃんと船の巨大感も堪能できます。パーツもそれなりに大きし、ハセガワのバリバリに繊細な彫刻もびっしりと刻まれています。メーカー側も、このサイズだからこそ表現できる彫刻やパーツ分割にチャレンジしているので、そういった表現を受け止めるのも作っていて楽しい。そんなダイナミックな建造体験を多くの人に味わってほしいので、ぜひゲットしてモリモリ作ってください!!