

プラモ化カメラ。ご存知ですか。ドラえもんのひみつ道具で、撮ったものを全部プラモデルにしてくれるカメラです。のび太が”百丈島”(ドラえもんの描いた絵を撮影することで立体化される)のプラモデルを作り、木や生き物まで全部プラモデルの島で遊ぶ……という、ひみつ道具の中でも好きな道具です。
「プラモデルの中に入りたい」という願望はありますが、なかなか実現はできません。思えばでっかいプラモを好んで作るのもそういう感情の発露なのかもしれません。プラモの中に入れないのならば、俺がプラモになればいい。イマジナリー俺をプラモに求めるのは当然の帰結と言えるのではないでしょうか。プラモにはたくさんのアニキがいますからね。

というわけで買ってきましたAKインタラクティブさんのカメラマンフィギュアセット。古今東西4人のカメラマンがセットになっています。イマジナリー俺として白羽の矢を立てたのは現代風のしゃがんだスキンヘッドマン。コクピットに乗る俺とか戦う俺はなかなか想像しにくいですけど、かがんでカメラ構えるくらいなら何とかできますからね。想像しやすいです。

ではさっそく開封。目に飛び込むはこのCランナー。見てください。全部カメラですよ。全部カメラのランナー。古今東西のカメラが一堂に会した、ここがプラモのCP+2023。本日開催です。


ランナー1枚に二人のカメラマンがスタンバイしています。おお、スキンヘッドアニキ。ジェイソン・ステイサムのようです。かっこいい。ジーパンに合わせている靴は何ですかね。3本線の入ったスニーカーに見えてきました。リュックサックもいいですね。普通のデイパックっぽくて休日のおっさんスタイルに近いですね。

では組んでいきましょう。最新のタミヤみたいにビシっとはまるタイプでなく広めの接着面でおおらかに接着するタイプのフィギュアです。速乾でない流し込み接着剤を使ってゆっくり位置を決めます。手や足の演技を自分で演出できると思うと、接着場所がはっきり決められていないフィギュアも楽しみが増します。

じっくり動かして満足いくとこで固定して、四人のカメラマンが完成。皆いいですね。大戦中のアメリカ軍、ドイツ軍、現代風のひげもじゃとスキンヘッド。時代や場所は違えども、カメラを通じてつながった四人です。ひげもじゃのバッテリーパックを付けた1眼レフっぽいのとスキンヘッドのミラーレスっぽいのと、二人それぞれのキャラ付けもよいです。
ではさっそくイマジナリー俺が出動。ちょっと写真撮りに行ってきます。

行ってきました。やあいいですね、やっぱり。カメラマンが撮っているというだけで話が生まれます。ステイサム似になったイマジナリー俺がプラモデル世界に入り込んだと思うと面白さもまた増しますね。
残念ながらいまだにドラえもんは実用化されず、実物大のプラモデルも小さくなってプラモデルの世界に入り込むこともどうやら当分できなさそうです。その未来に辿り着くまでは「イマジナリー俺」をプラモの世界で遊ばせることで夢をかなえることとしましょう。