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水性塗料&アルカリ電解水でMODEROIDの細部塗装はお任せ!!「ナイツ&マジック ツェンドルグ/ツェンドリンブル」

▲成型色や塗装済みパーツでほぼほぼ色分けされている「MODEROID」。その最後のひと押しを決めてくれるのがアルカリ電解水&水性塗料の組み合わせです!!

 成型色の他に、塗装済みパーツを入れることで満足度をアップさせているグッドスマイルカンパニーのプラモデル「MODEROID」シリーズ。その中で「後少しだけ!」という細部塗装ポイントが残っていたりします。でもそこをペタペタ塗るのってプラモの楽しみなんですよね〜。僕はMODEROIDOは成型色+ちょい塗りして飾っておくのが好きです。そんな時に便利なのが「水性塗料&アクリル電解水」のコンビです。これがあればマスキングしなくても細部塗装がすぐ終わります。

 使用するのは水性ホビーカラー。色数も多いので、どんなメカが来てもだいたい対応できます。そしてどこでも購入できる手軽さがありがたいです。

▲100円ショップに売っているアルカリ電解水と水性ホビーカラーのシルバーを準備。アーマーのシルバーの部分を塗装します

 アルカリ電解水はお掃除アイテムで、これを吹いてあげた場所を付近で拭くと汚れもスッキリというものです。無色無臭で、泡立ちなどもせずに快適にお掃除ができます。これが水性塗料を落としてくれるんです。

▲僕がスプレータイプを買う理由がこれ。皿にシュッと吹くだけで、アルカリ電解水を使いたい分だけ出せます
▲塗装開始! 大雑把に吹きまっせ
▲ちょっとだけ力を入れて拭いてください。するとはみ出した水性塗料が落ちました。僕はいきなり落としたくない塗面の箇所に爪を当ててしまい一部剥がしてしまいました。2023年もゴリラです

 水性ホビーカラーは塗膜が結構強いので、少しだけ力を入れて拭きます。エナメル塗料をエナメル溶剤で拭き取るよりも、ぐっと力を入れましょう。

▲キワの部分は怖かったので後ほど。表面は綺麗になりましたね
▲このキットのようにモールド部分のキワにも色が乗る場合は、ツマヨウジにアルカリ電解水をつけて擦ってみます。すると拭くだけでなく、擦りパワーも加わり、細部のはみ出しも落とすことができます
▲10分もかからずに背中のアーマーの塗り分けができました!! やったーー!!

 水性ホビーカラーを使うときは、半乾燥くらいの時に拭き取ると、スイッと拭き取れます。シタデルカラーやファレホのような完全に水だけでコントロールできるエマルジョン系と言われる水性塗料はさらに簡単に拭き取ることができます。MODEROIDや他のメカプラモを成型色に一味加えて製作したい時に、この方法はとっても便利です。ぜひやってみてね!!

フミテシのプロフィール

フミテシ/nippper.com 副編集長

1983年生まれ。模型雑誌編集や営業を経て、様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。プラモと日常を結びつけるアプローチで模型のある生活を提案する。ブログ/フミテシログ(http://sidelovenext.jp/)

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