nippperでも紹介された「マジックリン」による水性アクリル塗料の拭き取り方法。こちら同様なことが、「アルカリ電解水」でも可能です! こちらのメリットは洗剤のようなヌルヌル感が無いので、拭き取った後の処理が楽なこと。僕は使いきったうすめ液のボトルに、アルカリ電解水の詰め替え用を入れて使用しています。こちらの技法は以下のような時にとっても有効的です。
1/メイン塗装をラッカー塗料で、細部を水性アクリルで塗る。
2/凸ディテール(袖付きのモビルスーツのガンプラなど)の色で、一旦パーツ全体をラッカー塗料で塗る。その上から周辺の色を水性アクリルで塗る。その後にアルカリ電解水を染み込ませた綿棒で凸部分の塗料だけを拭き取って落とす。塗り分け完了!!
3/成型色仕上げにおける細部塗装のはみ出しの拭き取りには最高!!
全て水性アクリル塗料で塗っていると、はみ出した以外の色も落としてしまうので注意してください。
エナメル塗料でスミ入れして、はみ出た塗料をエナメル溶剤で拭き取るのと同じような感覚で修正作業ができます。はみ出しが修正できるぞ! と分かるだけで、筆塗りのハードルってどんどん下がると思います。ガンプラの細部塗装に「水性塗料+アルカリ電解水拭き取り」を採用すれば、大変だったマスキングともおさらばできるシーンが増えると思います。ぜひやってみてください!!