模型の作り方もテキストで載っていますが、何よりも「1/700スケール ウォーターライン」はこう楽しもうぜ!! と背中を押しまくってくる本があります。それが今回ご紹介する「ウォーターラインガイドブック《日本連合艦隊編》改訂版」です。静岡模型教材協同組合から発売されている、謂わばオフィシャルガイドブックになります。何度も読み返したくなる本なんですよ。
艦船模型って元のスケールがすごすぎるせいもあってか、どこからどう触ればいいのか? どう遊んだらいいのか? 作り出したけど、この船ってどんな役目を担っているの? などなどたくさんの「?」が浮かんでくると思います。そう言った想定されるであろう疑問に対しての答えが、かなりこの本には載っています。しかもQ&A形式とかではなく、淡々と語られるのです。さもこの本を作った人達が、かつて通ってきた道を教えてくれるように……。ページをめくるたびにアニキ……ってなります。
この本と同じフォーマットで、艦船模型のマクロの目を養うことができる「軍艦雑記帳」という本もありそちらもすごいのでおすすめです。僕はこの本の広く浅く(ページによっては深い場所もあったり……)艦船模型を知って、どんどんプラモの海へと出ていこうというスタンスが本当に好きで、艦船模型を作る時にそばに置いておくことが多いです。手元にあったものがボロボロになってしまったので、先日行ったタミヤフェアの時に新調したのですが、やっぱり何度読んでも良い本です。990円でいまさら聞けないことを知ることができるので、艦船模型が楽しくなること間違いなし。僕も気後れしなくなったと思うな。それじゃまたね〜〜。