零戦にファイアパターンを塗装してみました。燃えましたね。初めてこんな技法で塗装した割にはだいぶ上手くいきましたが、コレらはすべて道具のお陰なんです。
ハイキューパーツの「ファイアパターンマスキングシール」は、サイズ違いでS・M・Lの3種類が発売されています。詳細な貼り方の説明書が付いているので、仕組みさえ理解してしまえば結構適当に貼っていってもカッコよくなります。驚きました。
メイン色の塗装を済ませたら、ひょうたんみたいなカタチのマスキングシールをペタペタ貼っていきます。コレだけです。波形を微妙にずらすことによって、先細りした炎のカタチが出来上がっていきます。プラモデルにパズルのピースをはめていくみたいで、超楽しい。本当に優れたアイデアの商品だと思います。
炎のカタチができたら、それ以外の部分に色がつかないように普通のマスキングテープで覆ってしまいます。エアブラシやスプレー塗装の時はこれをケチると痛い目に遭うので、ケガをする前に入念なマスキングをしておきます。
炎の色を塗装します。エアブラシを使い、黄色と赤でグラデーションをつけてみます。筆塗りでやるならば、優しくドライブラシでグラデーションをつけていくのもGOODですね。
プラモデル3大気持ちいい瞬間のひとつ、塗装後のマスキング剥がしです。完全に乾燥硬化してしまうと、境界の部分がマスキングテープにくっついて剥がれる可能性があるので、半乾きの状態で行うのが吉。大成功です。
商品のナイスアイデアと、自分のアイデアが上手く噛み合って、見たことのないカラーリングのプラモデルが、イメージでは無く実物が目の前で出来上がっていくのって、本当にワクワクします。炎の様に熱いプラモデル体験をありがとう、ファイアパターンマスキングシール!