
週末が楽しくなっちゃうプラモを、フミテシの独断と偏見でお届けする「花金プラモ」。今月は週末モデリングの横綱シリーズとも言える「タミヤ 1/48 ミリタリーミニチュア」から、第二次世界大戦後の超傑作戦車「ソビエト戦車 T-55」を紹介します。このキット、マジで花金の向こう側で完成して、素敵な月曜日を迎えられるボリューム感と精密さを誇るスーパープラモです。

T-55という戦車は、1958年に登場してから人類史上最も生産された戦車とまで言われるほど、そこらじゅうで出会うことができる第二次世界大戦後の戦車史を代表する1輌です。傾斜した装甲を持つ車体に、お椀をひっくり返したような砲塔が乗っているめっちゃシンプルな形状がたまらんのですよ。いまだに使用している国もあります。

手のひらサイズの1/48スケールサイズですが、表面のディテールはもう一回り大きい1/35スケールもびっくりな精度で刻まれています。鋳造砲塔の肌はぜひともその目で確かめてほしいほど。かっこいいぜ〜〜。

コレクション性をかなり重要視しているシリーズなので、難しい組み立てや細かいパーツ分割はほとんどありません。だからこそ僕はこのシリーズを花金プラモの横綱だな〜と思っているんです。金曜から作って、土曜には机の上に組み上がってたらそりゃ嬉しいっすもんね。

第二次世界大戦後の戦車は、大戦期の戦車と比べると大型なものが多いです。そういった意味でも1/48スケールとの相性がとっても良くて、ちょうど良い大きさで戦後の戦車たちを楽しめます。このT-55はとてもシンプルなザ☆タンクとも言えるかっこよさなので、戦後戦車の中でもとってもおすすめです。さらに世界中で使われているので、あなたの妄想も盛り込み放題!! 僕は中東にいそうな車両をイメージして塗装してみました。そういう楽しみもできるT-55、ぜひ今週の花金プラモとして作ってください!!
それでは、今週も花金の向こう側(それは土曜日)へ一緒に行こうぜ!!! またね〜〜〜。