僕はタミヤの艦船模型「1/700 日本駆逐艦 響」でプラモの世界に完全復活し、今こうしてプラモを楽しんでいます。そしてあの時艦船模型の世界にバンバンのめりこんで行くことができたきっかけが、ファインモールドのプラ製超精密ディテールアップパーツ「ナノドレッドシリーズ」だったのです。とにかくこのパーツを手にした時、船に取り付けた時、自分の中で「プラモってやべーな」って感情が爆発しました。僕の恩人ともいえるプラモです! まじですげ~のよ。
超絶ディテールで1/700スケールの解像度を爆上げすることに成功したファインモールドの「ナノドレッドシリーズ」。この解像度がすごいって話をしたいのではなく、こういった改造パーツを付けたことで「自分の中で悦に入れる」という体験を、初めてスケールモデルで体感したのです。「ここだけ、キットのパーツじゃない! 俺は初めてディテールアップパーツでこのキットをパワーアップさせたんだ!!」ってね。
ガンプラで初めてハイディテールマニピュレーター(B-CLUBがレジンパーツで販売していたオフィシャルの超カッコイイハンドパーツ。モビルスーツや軍ごとの特徴も分けていて、ガンプラにおいて手首という物が最高のディテールアップポイントであると教えてくれたすんごいパーツ)を装着した時と同じ気分になりました。ナノドレッドの三連装機銃を付けた個所をニコニコしながら眺めていたもんです。
大改造だけじゃなく、こだわりのパーツを買ってきて貼るだけでも改造した満足感を味わえるってプラモの良いところですよね! それだけで箱の中のプラモとは異なった自分だけの姿が爆誕するんです。パーツを接着するだけで、さらなる海へと航海させてくれた「ファインモールド ナノドレッドシリーズ」。まだ触ったことが無い人はぜひ買って、艦船模型にぺたりと貼ってみてください。まじでスペシャルな体験をお約束します!!!
1983年生まれ。模型雑誌編集や営業を経て、様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。プラモと日常を結びつけるアプローチで模型のある生活を提案する。ブログ/フミテシログ(http://sidelovenext.jp/)