躍動感のある姿と装飾的な装備に惚れて、ウォーハンマーのルミネス・レルムロードという陣営のフラカン・ウィンドチャージャーという騎兵隊を買ってきました。5体セットのプラモデルです。
これはかっこいいな……と惚れた理由は、動物の頭部をかたどった兜と恐竜のような爬虫類の動物。どことなく神聖な様子があるし、それを隠さずむしろ誇示している姿に、いかにもファンタジーという感じがしました。そんな騎兵が5隊も入っているなんて楽しすぎる。
なんていうんですかね。エレガントな雰囲気というよりも少し貴族趣味な感じでコッテリしている雰囲気が良い。ウォーハンマーのプラモデルたちは、どの陣営もコッテリしているので自分に合ったものをじっくり選ぶと、満点を超える楽しみを与えてくれると思います。
>Games Workshop Webstore Hurakan Windchargers
このプラモデルは騎兵ということで、人間と動物がセットになっています。その動物が形になるスピードが異様に速い。関節部分や身につけている鎧のちょうどいいところで分割されているおかげです。
この「パーツの一体化と分割のバランス」が面白いです。クリーチャーデザインと、プラモデルの分割の親和性が高いのでしょう。なので騎兵を一体作るのはあっという間。騎乗している兵士の手が弓矢側にくっついているのが面白いです。
めちゃくちゃかっこよくて、躍動感あふれるポーズの騎兵があっという間にできあがる。その上、ポーズ違いで5体も入っている。良いことづくめですが、1日で全部味わってしまうのはちょっともったいない。
というわけで、5体を夏休み明けの月曜日から金曜日にかけて1日に1体のペースで作っていきました。そうすると完成させて朝起きたらもう土曜日です。
すべての完成と共に迎える休日。朝起きて、ボケーっと5人を並べていると、みるみるチームが形成されていく感じに驚きました。ぎゅうぎゅうに並べることで5人が一人一人バラバラではなく、一つの集団になります。そして、集まることでそれぞれの個性が際立つというのが本当に楽しい。
しかも、少し離れて眺めてみると「おいおいおいー、兜の動物の装飾のおかげで、動物の大群に見えるじゃないか!」なんて気づいてしまうという……。見かけないデザインに説得力をバッチリ持たせて形にしてしまうウォーハンマーのプラモたち。他にもこういう騎兵はいますので、気に入ったものを買うと本当に楽しいです。