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紅白ストライプ合戦!案ずるより生むが易しのマスキングテープ探しで駆け抜ける。

 ハセガワのF-15Cイーグルを作っています。隙間や段差を処理して、下塗りまで到達しました。制空迷彩とも呼ばれる薄いグレー2色を塗るため、今回はホル塩お気に入りの「アクリジョン ベースホワイト」をうっすら全体が白くなる程度に筆で塗り広げています。アクリジョンは塗膜が強く、上からラッカー系で塗装しても大丈夫だということですので、もしこの時点でまだ段差や隙間が発見されても、以前の記事で紹介した白いラッカーパテを使って修正できます!

 さて、作ろうとしている機体の最大の特徴は白と赤のストライプ。キットではデカールで用意されていますが、今回は塗装での表現にチャレンジします。塗膜の段差によって「いかにもグレー2色の上から重ねました!」とならないように気をつけます。白はベースホワイトをさらに2層塗っただけ。そこにシタデルの赤を重ねます。

 資料によると赤/白ともに実機は18インチ幅のストライプだそう。18インチは約457mmですから、72で割ると6.347mmということになります。これはタミヤの6㎜のマスキングテープであとは誤差ってことでよくないですか……?ということで、試しにこの機体用のデカールと6mm幅のマスキングテープを合わせてみてもほぼほぼ同じ。案ずるより産むが易し、やってみたかったんですよ。デカールに頼らないマーキングを。

 おまけの制空迷彩ですが、説明書ではクレオスのMr.カラー308番(明るい方:FS36375)と307番(暗い方:FS36320)が指定されています。無臭モデリングが身上のホル塩、ここはタミヤアクリルで、その特性を生かしたカッサカサの艶消しで行きたい。イーグルは写真によっては青っぽく写っているのもあれば、色気の全くないグレーに写っているのもあります。今回は後者に振って、明るい方がおなじみのXF-19スカイグレイ&XF-2フラットホワイトのイチイチ割り、暗いほうがXF-19スカイグレイの瓶そのままをチョイス(え?タミヤのイーグルはそんな指定じゃないって?……ワタシは私よ関係ないわ~ぁ!)。

 それぞれ隠ぺい力が高いので2回塗りくらいで満足できる仕上がりになりました。それにしても本当にこのスカイグレイ、用途が広い、皆さんも5本くらいストックしておけばなにかと安心かも、です。

 ああ、それにしても、幼少の頃買ってもらえなかったダイキャストモデルと同じ塗装のイーグルが手元にあるのは幸せ。思い切って塗装してよかったです。みなさんも、イメージ通りに駆け抜けてください。

ホル塩のプロフィール

ホル塩(ほるしお)

宇宙戦艦ヤマト劇場版を小学校1年生で、ガンダムを2年生で、マクロスを5年生で体験した世代。以前は雑食でしたが、四半世紀にわたるブランクが明けてからは1/72の「第二次大戦以降/ステルス機以前」の航空機を作っています。リビングの隅っこでやってるので、基本水性塗料の筆塗りしかできないですが、それでもじゅうぶん幸せです。

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