ハセガワのサバンナ RX-7のプラスチックの色(以下成型色)がかっこよかったので、この色を活かしたいと思って製作をスタート。説明書に記された、ボディの改修指示により傷がついてしまったので、ゴッドハンドの最高のヤスリの詰め合わせ「神ヤス! スペシャルパック」で磨きました!!
低い番手から高い番手までを使って磨き上げたボディ(ヤスリは番手と言う番号があり、その番号が小さいと粗く削れて、大きいと目が細かくなります。小さい番号から順に磨いていくと、表面がキレイになります)。
いい感じだぜ~と二日くらい机の上に置いておくと、なんだか細かい傷が目に入ってきました。一度気になると、脳がその傷ばかりを追う……やめるんだ!! と言ってもそのサインは拒否されてしまうのです。成型色仕上げで、細かい傷を消す……サーフェイサーのようなものが無いものか……そんな時、ひとつの記事を思い出しました!
上のリンクの記事で、プラスチックに透明の「水性プレミアムトップコート つや消し」を吹いて塗料の食いつきを良くする方法が紹介されていました。透明サーフェイサーと名付けられたそのテクニックは、傷を埋めるのにも使えるに違いない!!! レッツチャレンジ!!!
つや消しを吹いてから活躍するのが、これまた神ヤス!の高番手(2000番~10000番)たち。ボディに余計な傷をつけることなく、つや消しの細かな凹凸を平らにします。そして平らにしたら、nippperでも激推しのツルテカ番長「水性プレミアムトップコート 光沢」を吹いてみましょう。
思わず叫びたくなるほど、きれいになりました!!! 細かな傷を一旦つや消しスプレーで埋めて、それを均し、光沢スプレーでコートすると、成型色でもここまできれいになります。一番最初のヤスリがけが上手にできるならここまでの工程は必要ないかもしれません。僕のようなゴリラ磨きになってしまった時は、ぜひこの方法を楽しんでください!!!
1983年生まれ。模型雑誌編集や営業を経て、様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。プラモと日常を結びつけるアプローチで模型のある生活を提案する。ブログ/フミテシログ(http://sidelovenext.jp/)