
これから飛行機のプラモを作ってみたいという人に向けて、いっしょにイチから楽しんでいく連載「初めて作るヒコーキモケイ」。今回は、飛行機模型製作の終盤に現れる山場のひとつ、「脚の組み立て」にチャレンジです。脚は、脚柱と呼ばれるパーツに、タイヤや脚庫の蓋を接着していきます。タミヤの飛燕は、飛行機模型の中でもトップクラスに組み立てやすい脚の設計になっていますが、それでも細かい作業は多いです。これまでのように「2種の接着剤」を使いこなして組み立てて行きましょう。

まずは脚柱とタイヤを接着してみます。これは脚柱の軸に接着剤を塗って、タイヤの穴に軸を通せば完成!





脚を組み立てるときのポイントが、接着剤の追い流し。まずはトロトロ系の接着剤で仮り止めのような感じでパーツ同士を貼り合わせます。さらにそこに、速乾性のある流し込み接着剤を流すのです。そうするとパーツがしっかりと固定されて、きれいに脚を組み立てることができますよ。







見事、脚の組み立てと接着が完了しました!!! そしてひっくり返った状態で終わっているのには意味があります。脚は接着剤の完全乾燥が本当に大事です。完全に乾いていないうちに飛行機を脚で支えてしまうと、知らないうちにズレてきて、傾いてしまいます。そういうことを防ぐためにも、ここだけは我慢。脚を接着したら、その日のプラモを終えて休むか、他のパーツを組んだり、他のプラモを楽しんだりしましょう!! 焦らず、ゆっくり行こうね!
遂に次回で組み立て編が完結です。それでは、またお会いしましょう~~~。