僕らの遊び心を刺激するレジェンドプラモ。「ハセガワ 1/72 アメリカ空軍 ドラゴンフライ」

▲プラモの長渕!!!

 一度見たら忘れられない特異な形をしている、こんな飛行機もプラモでは楽しめます! 「ハセガワ 1/72 アメリカ空軍 A-37A/B ドラゴンフライ」です!! 「特撮作品に登場するメカだよ」って言ってもすんなり受け入れられそうなデザインですよね。

▲箱絵が超いいのよ。手のひらサイズで、面白い形をしたジェット機を楽しめる名作キットです

 ドラゴンフライのキットは、1970年に発売された超レジェンド。50年以上愛されているプラモなんです。箱やデカールは更新されていますが、プラモ自体は生です。
 ドラゴンフライはCOIN機(対暴動を意味するCounter Insurgencyを略した呼び方)として開発。ゲリラ活動などの鎮圧に力を発揮します。またシンプルな機体設計と簡素な飛行場でも運用できる扱いやすさから、アジアや中南米の国々でも使用されました。

▲凸と凹のモールドが共存しているキット。翼や胴体のラインの多くが凸です
▲溶けてるし、こっちを見ている!!! すんごい威圧感があるのよ!!!

 このキットの大トロ。まさにとろけるアニキ。パイロットのアニキたちのパーツがこのキットのレジェンドぶりを伝えてくれるのですが……きちんと演技しているんですよ! そこがまた素晴らしい。正面ではなく、ちょっと顔を振っているんですね。だからなんか妙に自然だし、目が合うんです。

▲こんなへんてこな形のパーツも。こちらは、ドラゴンフライのA-37Bに搭載された空中給油用のパイプ(受油プローブ)のパーツです
▲当時からキャノピーはキレイ。しかも胴体パーツともバチピタで合います
▲この時点で、すでにSFメカ!!

 これだけ特異なデザインをしているから、正直どんな色に塗ってもかっこいいです!!! ちょっと古いキットなので、じっくり作ろうとすると色々めんどいですが、形にしてざざっと塗るだけなら最高のプラモ。特異なデザインがもたらしてくれる、飛行機模型の完成体験をマッハで得ることができます!!!

▲夕焼け小焼けだぜ!!!! 俺のドラゴンフライ!!!

 僕にとってドラゴンフライ(とんぼ)と言えば、赤とんぼ。だからシャインレッドの缶スプレー一発塗りで仕上げてみました!! めちゃくちゃ強そう!!! そしてこのデザインだから、赤で塗っても超かっこいい。ドラゴンフフライのプラモは、あなたの遊び心を受け止めてくれる、スケールモデル会の名キャッチャーです。どんどん好きなように遊んじゃってください!!!

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フミテシ

1983年生まれ。月刊ホビージャパンで12年間雑誌編集&広告営業として勤務。ホビージャパンで様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。「ホビージャパンnext」、「ホビージャパンエクストラ」、「ミリタリーモデリングマニュアル」、「製作の教科書シリーズ」などを企画・編集。