

いつも食べているチョコレートとは違うものが食べたいなと思い、板チョコの明治ストロベリーチョコレートを買った。私はチョコレートが好だ。とくに板チョコは包み紙をビリビリと破らなければいけないのに、中身はタイルの如く整然と並んでいるのが好きだし、それを上手に割るのも楽しい。
ICM製の1/35スケールモデル、「モロッコ グミエ ライフルズ」は非常に行儀よくパーツが並んでいて、装備品も含めて一枚のランナーで構成されている。兵士セットを買うと、一体ごとに見事に区分けされたパーツ配置になっているものに出会うことがあるが、このキットのように「ほとんど同じパーツ分割で似たパターンが並んでいる」というルックだとより綺麗に整頓されている感じがする。組む前から「お、しっかりしているな」と謎の納得をしてしまうのだ。

プラモデルには様々な種類があるけど、戦車や飛行機、車はケーキみたいなもので食べ応えもあるし、一回の満足度が大きい。一方、兵士セットはというと板チョコをパリパリ食べる様なものであり、一体ごとに完成が待っているので「今日は一体完成させよう」なんてキチッとキリの良さが用意されているし、一体ごとにパーツ配置が区分けされていると残ったパーツ達もごちゃごちゃしないので見た目が美しい。
グミエ ライフルズの整然としたパーツ配置と個性のある見た目は、イチゴ味よりも珍しい味の板チョコのようだと思う。組みやすさは当然として、肩が落ちるほどのダボっとした上着のシルエットを再現するためにパーツ分割が面白く、立ち方もサマになっている。キットに含まれる4人の中には髭を生やした男もいたりと、個性が強い。

このキットに限らず、ICMの兵士セットは国や時代のチョイスが他社と少し違うのでラインナップがユニークだ。私は珍しい味のチョコを買ってストックしておくような感じで気に入った兵士セットを買っておく。最初は「一体ずつ作るのが楽しいし、パーツが整然と並んでいるとなお嬉しい」なんて言ったいたくせに、その日の気分にマッチしすぎてしまって、結局複数体を全部作ってしまうこともある。
そんなときは「板チョコ一気に食べちゃったな」という別の満足感があったりするので、これからも作ってはストックする生活が続きそうだ。